
会見より。写真左から、紫吹淳、岡田浩暉、米倉涼子、寺脇康文、高橋ひとみ
舞台『風と共に去りぬ』の東京公演が6月18日(土)に開幕する。開幕を目前に控えた6月16日、米倉涼子、寺脇康文ら出演者が帝国劇場に登場。豪華な舞台衣裳を身に着け、劇場前に敷き詰められたレッドカーペットを歩いた。
物語は南北戦争動乱期のアメリカ南部を舞台に、愛を求めて強く逞しく生きた女性・スカーレットの半生を描くマーガレット・ミッチェルの不朽の名作。帝国劇場が新装開場した1966年に世界で初めて舞台化され、さらに製作・作・演出の菊田一夫が「この作品のために帝劇を作った」と豪語したほどの作品だ。その名作が帝国劇場開場100周年の今年、待望の上演を果たす。
主役のスカーレット・オハラを演じる米倉涼子は「(劇場の)100周年の飾りを見て嬉しくなった。今、リハーサルをやっていて“いよいよだな”と思っています。『風と共に去りぬ』という作品のファンの方にも、また“そんなにこの作品を知らない”という若い世代の方たちにもぜひ観て欲しい」とアピール。また、レット・バトラー役の寺脇康文は「このお芝居には生きるエネルギーが詰まっている。今、大変な時期ですが、辛いことや悲しいことを忘れずに、前に向かって行くような気持ちを僕らも感じながら演じていきたい」と話していた。
またお互いの印象は「本当にすごい女優さん。日々(演技が)新鮮で、あたかもスカーレットがそこにいるかのよう」(寺脇)、「頼りになって、絶対に助けてくれるという安心感がある。スカーレットがレットに抱いている気持ちと、私から見た寺脇さんという関係は似ていると思う」(米倉)とそれぞれ語り、仲の良さも見せつけていた。
共演は紫吹淳、岡田浩暉、高橋ひとみら。公演は6月18日(土)から7月10日(日)まで帝国劇場にて。チケットは現在発売中。
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