
映画『水曜日のエミリア』試写会に登壇した安達祐実
ナタリー・ポートマンが主演と製作総指揮を務めた『水曜日のエミリア』の女性限定試写会が29日に都内で開催され、“女優として母親として輝き続ける女性”の代表として安達祐実が登場した。
『水曜日のエミリア』はNYで働く新人弁護士のエミリア(ポートマン)が、妻子ある男性との結婚をきっかけに、自分らしい愛の形を見つけていくヒューマン・ドラマ。
安達とポートマンは同じ1981年生まれ。子役からスタートし着実にキャリアを磨き、一児の母親でもあるところなど共通点も多いが、安達は「雲の上の存在。ストイックでプロ意識が高くて、知的な雰囲気が魅力的な女優さん」と話し、「10代の頃に『レオン』を観て、こういう役をやりたいと思った」と明かした。また、本作については「予想できないストーリー展開にハラハラさせられ、エキサイティングだった。主人公のエミリアは、ちょっと自分勝手な部分もあるけれど、完全ではない人物像に共感できる」といい、「仕事も子育ても、きちんとやろうと思うと精神的に辛くなってしまうので、できなくても落ち込まず、自分をあまり追い詰めない過ぎないこと。誰でも壁にぶち当たることはあるし、悩むことは悪いことじゃない。悩んでる自分も認めてあげると少し楽になれるし、一番大事なことは続けることだと思う。続けていくと道は開けてくるし、それを信じて辛いことがあっても頑張ってほしい」と観客に語りかけた。
最後に安達は「(ポートマンの)演技はもちろん素敵だけれど、映画の内容が、自分の居場所を求める、自分の幸せを考えるというもので、一生懸命に生きている主人公の姿にとても感動したし、考えさせられる部分もあった。女性の方は特に生き方について考えをめぐらせるいいきっかけになる作品」とPRした。
『水曜日のエミリア』
7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほかにて全国順次公開
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