
映画 『スイッチを押すとき』に出演する水沢エレナと小出恵介
山田悠介のベストセラー小説『スイッチを押すとき』が小出恵介と水沢エレナの主演で実写映画化され、9月17日(土)から公開されることが決定した。
『スイッチを押すとき』は、多発する自殺の原因を探るために国家が自殺装置のスイッチをもった子どもたちを監禁し、自殺にいたる過程を観察しているプロジェクトが行われている世界を舞台に、7年もの間、スイッチを押さずに生き続けた6人の子どもたちと、実験場に赴任した謎の監視員・南洋平の物語を描く。
原作小説は2005年に発表されベストセラーとなり、2007年夏には東京の青山円形劇場で舞台化、同時期には成宮寛貴主演でTVドラマ化された。今回は小出と水沢をダブル主演に迎えて映画化。小出は「山田悠介さんの世界観や南洋平という複雑なキャラクターを具現化する作業は非常に難しかったですが、とにかく思い切って演じさせていただきました。切なく孤独極まる洋平が、6人の子供達と出会い人間を取り戻す、人間になっていくというお話です。寄り添うように見ていただければと思います」とコメント。映画『風が強く吹いている』やドラマ『恋空』などに出演する注目の若手女優の水沢は「この作品に携わり、今まで“当たり前に生きていたこと”が当たり前ではない。一日一日をもっと大切に生きよう、と考えるようになりました。この映画を見ていただいた方にも、自分の将来や大切な家族のことを改めて考えるきっかけになればと思います」とコメントしている。
主演ふたりのほか、佐野和真、真司郎(AAA)、小倉久寛、田中哲司、西村雅彦らが出演し、自主映画『俺たちの世界』がバンクーバー映画祭やロッテルダム映画祭などで高い評価を受けた中島良が監督を務める。
『スイッチを押すとき』
9月17日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
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