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中村勘九郎が「凄い」と語る、宮藤官九郎脚本の歌舞伎の中身とは!? 2012/4/20 15:01配信

中村勘九郎

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東京・渋谷の劇場、シアターコクーンで1994年からほぼ毎年開催されている『コクーン歌舞伎』。第13弾となる今年は、幕末に初演されて以来、実に145年ぶりとなる河竹黙阿弥原作の『天日坊』を上演する。脚本は人気脚本家の宮藤官九郎が担当。襲名後、初の『コクーン歌舞伎』に出演する中村勘九郎が、4月某日、都内でインタビューに応えた。

物語はふとした野心から将軍頼朝の落胤になりすました法策(後に天日坊)を軸に展開する。悪事を重ねながら鎌倉を目指す旅の途中で、盗賊地雷太郎とその妻お六と出会い、思いもよらぬ自分の運命を知った法策。天下を狙い、若者たちが壮大な野望と純粋な希いを胸に疾駆する様を描いたもの。黙阿弥の処女作と言われている作品。勘九郎はタイトルロールの天日坊を演じる。

宮藤の書いた脚本を読んだ勘九郎は「凄いですよ」と一言。「原作も面白いですけど、長いんでね。そこを宮藤さんが上手くまとめて、さらに宮藤さんの息吹満載になっています」。宮藤の脚本といえば、絶妙なセンスのセリフ回しも持ち味。「黙阿弥の精神や言葉のチョイス、勢いがプラスアルファされていて、かっこいいですよ、むちゃくちゃだけど(笑)。セリフも『マジかよ』とか出てきます。黙阿弥の魂を宮藤さんが『こういうことなんじゃねぇの?』って見せてくれた感じです」。勘九郎は勘太郎時代に宮藤が初めて歌舞伎の脚本を手がけた『大江戸りびんぐでっど』(2009年12月・歌舞伎座)にも出演しているが、『天日坊』は「もっとぶっ飛んでいる」そうだ。台本を読んだ父・勘三郎の「大変そうだね。大丈夫なの?」という感想を聞いて「うちの父が不安がるほどなのでこれは面白いぞ」と確信したそう。「賛否両論の嵐になると思います。でも僕は、これが歌舞伎かって問われても歌舞伎だって言いますよ。黙阿弥が生きていた時代はこれを“現代劇”として親しんでいた。七五調だって、日本人のリズムに合ったセリフをどうやったらかっこよくしゃべれるかを、黙阿弥も考えてこうなったんだと思います」。黙阿弥と宮藤は、生きている時代が違うだけで作家としての精神は同じ。だから固定観念に「囚われちゃいけない」と話す。とはいえ、演じる側にとってのハードルも高そうだ。「この台本をどう表現するか、感覚を研ぎ澄まして稽古をしないと」。

『天日坊』のキャストは、勘九郎のほか、中村獅童、中村七之助ら次代の核となる若手歌舞伎俳優と、演出家で俳優の白井晃や大人計画の近藤公園といったジャンルを超えた個性豊かな俳優たちが揃う。観客の反応も気になるところだが、勘九郎は「喜んでいる顔や困惑している顔が見たい」と話す。「最近は何も考えずに観る人も多いと思います。考えなくてもいい芝居も多い。でも、悩んで観たほうが絶対面白いと思いますよ。よく判らなかったけど、何で涙が出るんだろうとか」。ふたりの“カンクロウ”がタッグを組み“みたことない歌舞伎”に挑戦する『コクーン歌舞伎』に期待したい。

公演は6月15日(金)から7月7日(土)シアターコクーンで開催。チケットは4月22日(日)より発売開始。

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