
『ハーメルン』(C)ハーメルン製作委員会
西島秀俊と倍賞千恵子が共演する映画『ハーメルン』が9月に公開されることが決定した。
本作は、福島会津を舞台に、廃校となった学校で一人静かに暮らす年老いた元校長と、久々に故郷に戻ってきた卒業生、そして過疎が進むその村に暮らす人々の記憶を穏やかに優しく描いた作品。西島はかつてその学校に通い、現在は博物館に勤務する男・野田を、倍賞は野田の恩師の娘・リツコを演じる。
監督を務めたのは『美式天然』で第23回トリノ映画祭グランプリ&最優秀観客賞を獲得するなど、世界の映画祭で注目を集めている坪川拓史で、2009年の夏に撮影を開始。福島県大沼郡昭和村の四季の風景を捉える撮影は長期におよび、途中で中断を交えながら危機を乗り越えて完成した力作だという。
『ハーメルン』
9月7日(土)よりユーロスペースほか全国順次ロードショー
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