
『モンスターズ・ユニバーシティ』日本語版キャストを務めた石塚英彦&田中裕二
ディズニー/ピクサーの新作映画『モンスターズ・ユニバーシティ』が公開されている。本作の日本語版で主人公マイクとサリーの声を務めるのは、もちろん石塚英彦と田中裕二だ。2001年の『モンスターズ・インク』以来、12年ぶりの新作についてふたりに話を聞いた。
日本でも圧倒的な人気を誇るマイクとサリーだけに、キャラクターの姿を見るだけで田中と石塚の声が聞こえてくるファンも多いのではないだろうか。田中は「12年経っても今も必ずどこかで『モンスターズ・インク』の話をされます。公開時も反響が大きかったですけど、今はDVDもありますから小さい子どものいる家では『モンスターズ・インク』が流れてるんですよね。だから『田中さんの声を毎日聞いてる』って言われます。それにディズニー・ランドのアトラクションとかパレード、ディズニー・オン・アイスもあって、12年経ってますけどずっと途切れずにいた感覚があります」と言い、石塚は「ディズニーの作品は永久に続いていく作品なんですよね。だって『シンデレラ』は何十年前の作品なんだと思うけど、今の子も知ってますからね。それは本当にスゴいこと」と語る。
ちなみにふたりは『…インク』でコンビを組む前からバラエティ番組などで顔を合わせることが多かったそうで田中は「テレビデビューも同じ番組だったりするんですよ。その番組で石塚さんとのコンビのコントシリーズであったりして“コンビ感”はあります」と語り、石塚は「僕は続編の話を事務所からじゃなくてまず田中くんから聞きましたからね」と笑みを見せる。
新作『…ユニバーシティ』は、りっぱな“怖がらせ屋”になることを夢見て名門学校“モンスターズ・ユニバーシティ”に入学したひとつ目のモンスター・マイクと、怖がらせの才能を持つサリーが、モンスター界を揺るがす壮大な事件に巻き込まれる様を描いた超大作で、前作以上の映像とドラマが待ち受けている作品だ。石塚は「新作はキャラクターが本当に表情豊かで“的確な表情”なんですよ。だから自分で下手に考えなくても画面を見て『この表情だったらこの程度の喜びなんだな』と芝居をすれば良かった」と振り返り、田中は「観る人によって色々な感想があると思いますけど、映像に関しては絶対にビックリすると思います」という。
待望の新作は12年もの間、マイクとサリーと付き合ってきたふたりが自信をもって薦められる映画のようで、石塚は「“マイクとサリーをずっと好きでいて良かった”と思わせてくれる映画です」と説明し、田中はその発言に深くうなずいていた。
『モンスターズ・ユニバーシティ』
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