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吉永小百合、『ふしぎな岬の物語』で企画に初挑戦 2013/12/18 15:25配信

吉永小百合

女優の吉永小百合が18日、都内で行われた来秋公開の主演作『ふしぎな岬の物語』(成島出監督)の製作発表会見に出席した。森沢明夫原作の「虹の岬の喫茶店」を映画化。原作に出会った吉永が「この優しく温かい物語を映画として観客に届けたい」という思いから、成島監督と共同で初めて“企画”に携わることになり「企画に関してはまったくの新入生ですし、不慣れな面もあると思うので、3倍返しくらいで演技したい」と意気込んだ。

映画は人々が穏やかな生活を営む里の岬に立つ小さなカフェを舞台に、吉永演じる女店主・悦子とカフェに集う人々の心温まる交流を描く。吉永は、成島監督とともに数十に及ぶ小説や企画案を吟味したといい、「やはり未来に希望が持てる作品が作りたかった。人と人とが助け合い、生きることの大切さを描ければ」と本作の映画化を決めた理由を説明していた。

会見には共演する阿部寛、笑福亭鶴瓶も出席。吉永本人がふたりに直接手紙を書き、出演を打診したそうで「事務所の先輩でもあった吉永さんと、ついに共演させていただける。全身全霊を傾けて演じたい」(阿部)、「吉永さんからお手紙をいただいたら、絶対断れないでしょ。現場の雰囲気作りは任せてください」(鶴瓶)。阿部は悦子を献身的に守り続ける甥・浩司を、鶴瓶は30年間カフェに通い続ける男性“タニさん”をそれぞれ演じることになっている。

撮影は2014年2月にクランクインし、東映東京撮影所と原作のモチーフとなった喫茶店が実在する千葉県明鐘岬を中心にロケを敢行。成島監督は「吉永さんとお仕事するのは長年の夢。こういう形で実現するとは夢にも思わなかった」と感無量の面持ち。「実際にお会いすると、その人柄と映画への真摯な思いは想像をはるかに超えていた。そんな吉永さんの“素”を、スクリーンを通して、お客様に届けることができれば」と抱負を語っていた。

『ふしぎな岬の物語』
2014年秋、全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼

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