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慶長遣欧使節が題材のオペラ、東京で14年ぶり上演 2014/8/11 15:10配信

オペラ「遠い帆」仙台公演の様子(2013年12月)

オペラ「遠い帆」仙台公演の様子(2013年12月)

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慶長遣欧使節の大使、支倉常長の生涯を題材としたオペラ「遠い帆」が、14年ぶりに東京で上演される。

オペラ「遠い帆」は、作曲家・文化功労者の三善晃(2013年10月逝去)が手がけた唯一のオペラ作品。1613年に伊達政宗の命を受け、日本の外交使節として初めてヨーロッパへ派遣された支倉常長ら慶長遣欧使節が題材。時代に翻弄されながらも運命を受け止める支倉常長の気高き人間性を描いたもの。仙台市の委嘱作品として1999年に初演され、「和製オペラの代表作のひとつ」として高く評価されている。

三善晃の精緻かつ重厚で息をつかせぬ音の連なりと、脚本を担当した詩人・高橋睦郎による研ぎ澄まされた言葉の数々で構成された世界観。支倉常長役は、日本人初のドイツ宮廷歌手・小森輝彦が務める。その他、国内外で活躍するソリスト、市民合唱団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、俳優、スタッフなど総勢約300人が、岩田達宗による新演出のもとで作り上げる濃密な物語。慶長遣欧使節出帆400年の記念年にあたる去る2013年12月に行われた仙台公演も成功を収めた。

伊達政宗が慶長遣欧使節を世界に送り出したのは、1611年の慶長の大津波からわずか2年後のこと。大津波により太平洋沿岸一帯が大きな被害を受け、震災からの復旧に取り組む中で、ガレオン船「サン・フアン・バウティスタ号」が建造され、ヨーロッパに向けた初の外交使節が日本を旅立った。

その偉業から400年。東日本大震災から3年目を迎える今、仙台発の舞台芸術であるオペラ「遠い帆」の上演を通じて、支倉常長が様々な困難を乗り越える精神的強さを持ち、果てしない旅路をたどったように、震災からの復興へと進んでいく仙台の姿を伝えたい。そんな思いとともに実現する14年ぶりの東京公演。オペラ「遠い帆」2014年公演は、8月23日(土)・24日(日)に新国立劇場 中劇場で上演される。

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