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THE BOHEMIANS、新作でR&Rの神髄を示す 2017/12/5 10:00配信

THE BOHEMIANS

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山形出身、正真正銘のロックンロール・バンド、THE BOHEMIANSが12月6日(水)に8thアルバム『DELICIOUS』をリリース。ボーカルの平田ぱんだ、ギターのビートりょうに本作の魅力について訊いた。

2005年に結成以来、インディで1枚、メジャーで3枚のアルバムをリリースしたあと、the pillowsの山中さわおが主宰する「DELICIOUS LABEL」に移籍。本作は移籍して4枚目のアルバムとなる。

『DELICIOUS』というアルバム・タイトルを冠した理由を訊くと「同じレーベルから4枚アルバムを出すのは初めて。俺はthe pillowsのファンだったからこのレーベルはUSオルタナの洋楽っぽいカッコいいバンドが集っているイメージがあって、THE BOHEMIANSは異端なんですよね。でも“4枚出したんだからいいっしょ”って(笑)。まず“デリシャス”って言葉がいいじゃない。THE BOHEMIANSが今、ハッピーでリラックスしたムードなんで」(平田)

これまで平田とビートの共作(クレジットは平田山崎)が多かったTHE BOHEMIANSだったが、前作のミニ・アルバム『FIVE SOUL ROLL EP+1』は、メンバー5人(+プロデューサーの山中さわお)が1曲ずつ曲を持ち寄るというコンセプトで制作された。本作は星川ドントレットミーダウン(b)以外の4人が作曲者に名を連ねている。「今回は別に取り決めもなくひとりひとり作ってくるみたいな流れが普通にあったっていう感じですね。今年はこのメンバーで10周年っていうのもあったし」(平田)。「2部作みたいなもんじゃない」(ビート)。

アレンジは相変わらず彼らの持ち味である4パートの楽器と平田のボーカルが実にR&Rの王道で魅力的な構成を生み出している。ひとりのフロントマンが牽引するスタイルのバンドが多い中、THE BOHEMIANSは5人がひとつのバンドとしての軸というか背骨が1本貫かれている印象を受ける。「仕切り屋がいないからな。うちの音楽的なリーダーはビートりょうで、それ以外は俺が仕切るんですけど」。「それの方が俺はいいけどね。ロックンロール・バンドっぽいね、そっちの方が」(ビート)

“これからのTHE BOHEMIANS”について訊くと「今回のアルバムで(枚数的に)2周目は終わったんで、『3周目いくぞ!』っていう感じが全然違いますね、前の周とは。着実にいい感じ」(平田)

12月1日(金)大阪、12月2日(土)愛知で、対バン形式の「Looking for friends tour 2017」を終え、12月22日(金)に渋谷WWWでファイナルが控える彼ら。間髪を容れずに年明けから「Winter Delicious Long Tour 2018」で、全国8カ所をワンマンで回るという精力的なツアーを予定。すこぶる絶好調のTHE BOHEMIANSが奏でるロックンロールの醍醐味をぜひとも生で味わって欲しい。

取材:文/浅野保志(ぴあ)

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