チケットのことならチケットぴあチケットぴあ

こんにちは、ゲストさん。会員登録はこちら

J-POPやプロレス曲でお囃子の魅力を知る『お囃子プロジェクト』 2019/8/16 昼12:00配信

(画像左から)望月左太寿郎、望月秀幸 撮影:中川實穗

チケット購入

歌舞伎や日本舞踊など伝統芸能と言われる舞台で活躍する「邦楽囃子(ほうがくはやし)」を軸に、ラテンパーカッションやアコーディオン、ウッドベースなど多様な楽器とセッションする「お囃子プロジェクト」のvol.14が、9月3日(火)・4日(水)に東京・ヤマハ銀座スタジオで上演される。主宰で邦楽囃子演奏家の望月秀幸と望月左太寿郎に話を聞いた。

普段演奏されるのが伝統芸能の場ということもあってどこか“キチンとした”印象がある邦楽囃子だが、彼らのつくるステージはフレンドリーで賑やか。そこにはvol.1での経験が影響しているといい「古典の世界では、シーンとしたなかで幕が開き、演奏をして、終わったら拍手をいただく。僕らはそういうものしかやったことがありませんでした。でも、vol.1のゲスト・ニトロン虎の巻(2011年にNITRONに改名/バンド)のパフォーマンスでお客さんが全員スタンディングになったのが印象的で」(秀幸)、「(お囃子を聴きに来たお客様ばかりで)誰も彼らのことを知らないような状況だったのですが、みんなの心を掴んでいったんです」(左太寿郎)

ある意味ショックも受けたそうで「僕たちは“お客様を喜ばせる”ということをひとつもしてきてないね、という話になって」(秀幸)、「古典の演奏会というのは、お客様に向けてというよりは、演奏者が自分と向き合っているのを鑑賞してもらうという側面が強い。逆に『お囃子プロジェクト』はみんなが単純に楽しめたり、お囃子に興味を持ってもらうためのツールにしたい」(左太寿郎)と今のスタイルで進み出した。最近はその魅力が伝わり始め、動員が増えたほか、「お囃子プロジェクト」としてテレビ番組や公演に呼ばれる機会も増えたという。

邦楽囃子は、主に締太鼓(しめだいこ)、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、笛を使った演奏のこと。そこに毎回ゲストプレイヤーがさまざまな楽器を携えて参加する。演奏する楽曲も、J-POPや、秀幸の趣味であるプロレスの曲(!)など親しみやすい。「ただ自分たちの意識はそんなに変わらないです。常に自分たちのジャンルの音楽としてやっている」(左太寿郎)、「お囃子のカタチを崩さずにミックスすることにはこだわっています」(秀幸)と、邦楽囃子そのものを生かしたアレンジ。だからこそ、ここでしか聴けない音が味わえる。

今回はオリジナル曲も作曲。「尺八をメインにしたラテンの曲になります。お囃子の演奏家が作るラテンの曲…寿司屋が作るラーメンみたいな感じです(笑)」と秀幸。「お囃子プロジェクト」vol.14は、9月3日(火)・4日(水)に東京・ヤマハ銀座スタジオにて上演。チケット発売中。

取材・文:中川實穗

J-POPやプロレス曲でお囃子の魅力を知る『お囃子プロジェクト』の関連アーティスト

  • 望月左太寿郎 お気に入りに登録
  •  

  • 望月秀幸 お気に入りに登録
  • お気に入りに登録を押すとお気に入り登録され、チケット情報がGETできます。
    このページ「J-POPやプロレス曲でお囃子の魅力を知る『お囃子プロジェクト』|チケットぴあ」上部へ
    「J-POPやプロレス曲でお囃子の魅力を知る『お囃子プロジェクト』」のページです。アーティスト・劇団・スポーツチームなどの最新情報はチケットぴあで!
    プライバシーポリシー外部送信ポリシーぴあ会員規約特定商取引法に基づく表示旅行業登録票・約款等動作環境・セキュリティ公演中止・延期・発売方法変更などのお知らせチケットを委託するには
    アフィリエイト募集ぴあ会社案内お問い合わせ     「ログアウト」

    チケットぴあに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はぴあ株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。

    Copyright c PIA Corporation. All Rights Reserved.