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再演版『花火の陰』開幕、大鳥れい×岡田達也「心温まる物語に」 2020/2/6 13:05配信

舞台『花火の陰』ゲネプロの模様  撮影:石阪大輔

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大鳥れいが主演を務める舞台『花火の陰』が、2月5日に東京・三越劇場にて開幕した。

村松みさきの脚本・演出で2017年に初演された本作。再演となる今回は、わかばやしめぐみ(おぼんろ)が演出を手がける。大鳥をはじめ、笠松はる、きよこ、阿紋太郎、岡田達也といった初演キャストは続投。新たに野村宏伸、石田隼、藤田奈那、森めぐみ、藤崎卓也、森大がキャスティングされ、過去と現在が交錯する“ノスタルジック・ファンタジー”が繰り広げられる。

報道陣に公開されたゲネプロを前に、大鳥・野村・岡田のキャスト3人が初日へ向けた意気込みを述べた。大鳥は「私たちは毎日全力で舞台をやるのみ」「チームワークをご覧いただきたい」とコメント。野村が「再演ですからね」と好評を博した初演を強調すると、岡田は「前回は“ゴースト・ファンタジー”とも言われて」と続き、「亡くなった人との再会を軸に、心温まる物語が展開されますのでどうぞお越しください」と呼びかけた。

物語は、女優として成長した姫川春子(大鳥)が小河内ダムを擁する奥多摩町を再訪したことから始まる。かつて映画撮影チームの助手を務めていた春子が、ロケ地だったこの場所に立つのは20年ぶり。当時の懐かしい顔ぶれと再会し、止まっていた彼女の時間が再び動き出す。とある事件を機に、完成の日を迎えることのなかった映画──。過去を回想する中で、春子は長年封じていた思いにめぐり逢う。

監督・サクマ俊介(岡田)のもとで映画『湖底の郷』を撮影していた1990年、喪服姿の春子が奥多摩を訪れる2010年。ふたつの時代が行きつ戻りつしながら、舞台は進む。映画撮影チームの面々と彼らを受け入れる町民の交流や、ささやかな日常生活が丁寧に描かれるからこそ、やがて来る事件が痛ましく悲しい。

大鳥はオープニングで、「かの日にもどしたまえ」と消えない喪失感に苛まれる現在の春子の思いを澄んだ歌声で表現。女優としての成功を夢見て下積み生活に励む若き春子との演じ分けにも注目したい。人々の記憶に残る最高の映画を目指して奔走するサクマは、一瞬の輝きを放つ“花火”を象徴するような存在。一方で“陰”を抱えるキャラクターを、岡田は朗らかながらどこかもの悲しさを湛える演技で立ち上げた。

上演時間は135分(休憩なし)ほど。公演は2月10日(月)まで。8日(土)18時、9日(日)13・18時開演回の終了後には、キャスト・スタッフらによるアフタートークも。チケットぴあでは現在、当日引換券を販売中。

取材・文:岡山朋代

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