
堀江翔太(パナソニック ワイルドナイツ) (C)JRFU
古豪、元強豪なんて言わせない。ほんの3年ほど前まで激しいタイトル争いをしてきた名門同士が全勝で対峙する。『ジャパンラグビー トップリーグ 2020』第5節でパナソニック ワイルドナイツ×東芝ブレイブルーパスが組まれたのだ。両軍にはHO堀江翔太にPR稲垣啓太、NO.8リーチ マイケルなどお馴染みの顔が多数揃う。
東芝はサントリーサンゴリアスとともに『トップリーグ』最多優勝5回を誇り、パナソニックは優勝4度で続く。だが、パナソニックは2015-2016季に3連覇を達成してから3年間覇権から遠ざかり、昨季は短期決戦ながら6位に甘んじた。東芝に至っては最後の優勝は2009-2010季である。しかも昨季は11位に沈んでいる。
それがどうだろう。今季はパナソニックも東芝も見違える戦いぶりを見せている。パナソニックは第2節に4強の一角トヨタ自動車ヴェルブリッツに40-20と完勝したのをはじめ圧勝続き。4試合すべてで相手に3トライ差以上を付けボーナスポイントを獲得し、首位に立っている。前節のキヤノンイーグルス戦は開始2分でHO坂手淳史主将が退場となるも、終わってみれば51-17。一方の東芝はサントリーとの開幕戦で相手に退場者が出たこともあり26-19と競り勝つと、下位チーム相手に課題を残しながらも勝利を重ねてきた。同じ全勝だが、パナソニックが相手を圧倒する連勝なら、東芝は苦しみながらも結果を残す連勝か。
試合登録メンバーは以下の通り。
【パナソニック】
1稲垣啓太、2堀江翔太、3平野翔平、4ヒーナン ダニエル、5サム・ホワイトロック、6長谷川崚太、7ベン・ガンター、8ジャック・コーネルセン、9内田啓介、10松田力也、11竹山晃暉、12ダミアン・デアリエンディ、13ディラン・ライリー、14梶伊織、15野口竜司、16島根一磨、17クレイグ・ミラー、18クリス・キング、19福井翔大、20デービッド・ポーコック、21小山大輝、22山沢拓也、23笹倉康誉
【東芝】
1三上正貴、2森太志、3深村亮太、4梶川喬介、5小瀧尚弘、6シオネ・ラベマイ、7李聖彰、8リーチ マイケル、9小川高廣、10ジャック・ストラトン、11濱田将暉、12中尾隼太、13ジョニー・ファアウリ、14ジョネ・ナイカブラ、15ティム・ベイトマン、16橋本大吾、17田中圭一、18知念雄、19トム・パーソンズ、20山本紘史、21渡邊太生、22松岡久善、23桑山聖生
果たして、パナソニックが東芝も一蹴するのか、それとも東芝がパナソニック食いを成し遂げるのか。『トップリーグ』第5節・パナソニック×東芝は2月15日(土)・熊谷スポーツ文化公園 熊谷ラグビー場にてキックオフ。同日はキヤノン×Honda HEATも開催。チケット発売中。
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