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ミュージカル『SUNNY』80年代J-POPで蘇る青春は、輝かしくも切なくて 2023/6/29 14:10配信

撮影:金井まゆみ

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開演前の『ギンギラギンにさりげなく』に始まり、カーテンコールの『ダンシング・ヒーロー』『2億4千万の瞳』に至るまで、80年代のヒット曲が次々と登場するジュークボックスミュージカル。使用された楽曲はもちろん、キャストも非常に魅力的だったゲネプロの模様をお届けする。

夫(片桐仁)、娘(寺田彩乃)と共に暮らす主婦の奈美(花總まり)。経済的には不自由ないが、どこかもやもやとした思いを抱える日々を送っていた。ある日、奈美は高校時代の友人・千夏(瀬奈じゅん)と再会。病気で余命いくばくもない千夏に頼まれ、仲良しグループ「SUNNY」のメンバーだったみどり(小林綾子)、桜(馬場園梓)、好恵(佐藤仁美)を探し始める。私立探偵(片桐仁)に依頼して行方をつかみ、彼女たちと再会したことで高校時代を思い出す。そして、今の自分たちと向き合うことに……。

友情や初恋、将来への夢など、10代の頃に何を思い何に夢中になっていたのか、大人になってから振り返ると今の自分の現実が身に染みる。冒頭で奈美が歌う曲が『センチメンタル・ジャーニー』(直訳すれば「感傷旅行」)であることが、それを象徴しているかのよう。それでも「SUNNY」は再び手を取り合い、今の自分たちにできる精一杯のことをしようと前向きに歩き出す。そんな、さわやかな幕切れが印象的だ。

花總や瀬奈をはじめ、キャストは皆好演。小林、馬場園、佐藤も含め、それぞれの持ち味に合った配役も魅力だ。花總と瀬奈の『待つわ』、瀬奈の『飾りじゃないのよ涙は』、10代と現在の「SUNNY」全員による『想い出がいっぱい』など、思わず聴き入ってしまう。韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)を原作としながらも、舞台を日本に置き換えたことの意味がよくわかる。
さらに、奈美の渡邉美穂、千夏の須藤茉麻、「SUNNY」と対立する美樹(伊藤彩夏)など、10代の彼女たちを演じたキャストがとてもキラキラしている。だからこそ、誰もが経験しているに違いない友だち同士の関係、衝突などが胸に迫るのだ。渡邉と花總、須藤と瀬奈の“10代→大人”という2人1役も、ごく自然になじんでいた。
一方、男性陣は多くの役柄をこなして大活躍。特に片桐の早替わりは、この作品の明るさやテンポの良さに貢献しているのではないだろうか。

多幸感にあふれた本作は7月5日(水)まで。その後、大阪公演あり。

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