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40人の鬼太郎がおばけ祈願。“ハードボイルドな鬼太郎”が誕生? 2008/1/10 17:00配信

鬼太郎40人!

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『ゲゲゲの鬼太郎』初回放映から40年経った今年、鬼太郎シリーズの原点である『墓場鬼太郎』のアニメ化が決定。『ゲゲゲの鬼太郎』も現在放送中のため同じ時期に2つの鬼太郎をTVで楽しめ、さらに実写映画第2弾も今夏公開が決まっているという「鬼太郎YEAR」の2008年。40周年にちなんで、「おばけ祈願」が、声優の野沢雅子、高山みなみ、小説家の京極夏彦、さらに鬼太郎に扮した37名の計40名が参加して、1月9日に赤城神社で執り行われた。全員が「鬼太郎ちゃんちゃんこ」を着け、提灯を持ち行列、祈祷が行われた。新規開始する「墓場」版鬼太郎について、小説家の京極夏彦は“ハードボイルドな鬼太郎”になっているという。

戦後、本はまだ高価なもので、漫画単行本などを安く貸す貸本の店が多く存在し、その中で生まれたヒット作が『墓場鬼太郎』。現在のようなヒーロー的物語ではなく、もっと恐ろしい怪奇ものとして描かれている。今回、『ゲゲゲの鬼太郎』の第1期、2期で鬼太郎の声を演じた野沢雅子が「墓場」版で蘇る。野沢は、「今の鬼太郎は優等生で正義感があるけれど、今回の鬼太郎は、皆さんが『えー』っていう感じのちょっとオドロオドロしいものかもしれません」とイメージも異なるものになるという。

妖怪マニアであり、「世界妖怪協会」所属の京極は「墓場」版について、「原点回帰とかファンに向けたマニアックなものとか言われるが、そうではなく、今、作らなければいけない最新のアニメーション。2008年に放送されるべき全国民に向けた“ハードボイルドな鬼太郎”」とアピール。現在第5期で鬼太郎の声を担当する高山も「『墓場鬼太郎』はすごくカッコいい。『ゲゲゲの鬼太郎』(現在放送中のもの)はコメディ色が強いので、そのコントラストが良い」と語る。

昼間観る「ゲゲゲ」版、夜観る大人が楽しめてホラー色の中にコメディがある「墓場」版と、2つの鬼太郎を同時に楽しめるというあらゆる世代に嬉しい2008年になりそうだ。

『墓場鬼太郎』は、1959年に発刊された貸本版を原作として作られる怪奇アニメで、1月10日(木)の初回放送では、初めて鬼太郎の誕生についても描かれる。放送は、『ハチミツとクローバー』『のだめカンタービレ』など話題のアニメを送り出してきたフジテレビ系列の深夜アニメ放送枠「ノイタミナ」で放送される。

取材・文:筧みゆき

  • 鬼太郎40人!
  • (左から)京極夏彦、野沢雅子、高山みなみ

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