
(左から)小西真奈美、金城武、富司純子
金城武にとって6年ぶりの日本映画出演作となる『SweetRain 死神の精度』。人気作家伊坂幸太郎の小説を元に製作された本作の完成報告記者会見が1月27日に開催され、主演の金城武、小西真奈美、富司純子、筧昌也監督が登場。普段よりも女性率が高いマスコミ陣で会場が埋め尽くされた。
本作が意外にも『リターナー』(2002)以来、6年ぶりの日本映画への出演となる金城。それもあってか、「(劇中で)よく身につけているヘッドフォンからは、80年代のシーンでは80年代の日本の音楽が流れていて、見えないところへの細かさに感動した」と、久々の日本映画で出演について語る。その一方、共演の小西真奈美や富司純子からは「金城さんとは噛みあわない役柄。その噛みあわなさがこの映画を作り出している。現場では、金城さんから『こんなセリフにしてみる』『こんなことしてみよう』といろいろなアイデアが出てきてすごい」(小西)、「金城さんを美容院でシャンプーするシーンで、嘘でも『気持ちよい』と言ってくれたので優しい人だと思いました」(富司)と、2人とも金城を絶賛。続いて、本作が初の長編作となった筧昌也監督からも、「3人のキャラクターつくりの考え方の深さに感心した。金城さんは、一人のクリエイターとしてアドバイスをくれた」と、これまた金城を絶賛の会見となった。そんな高い評価を受け、「どうやったらもっとおもしろくなるか、と考えるのは好き。でも採用されないアイデアもあるので・・抜群とは言えないです(笑)」と締めくくった。
なお、続いて行われた完成披露試写会での舞台挨拶では、会見時に加えて、光石研、石田卓也、村上淳、奥田恵梨華も登壇。試写会の会場は、こちらも女性客で埋め尽くされ、金城の登場と共にものすごい歓声が。「あと7日間で死ぬとしたら何をしますか?」の質問に、金城が「今撮影中なので…プロデューサーに代役を探してくださいって頼んで、親といっしょにすごすようにします」と親孝行な面を見せると、またもや会場からは歓声が。そんな、金城人気を見せ付けられた舞台挨拶となった。
『SweetRain 死神の精度』
3月22日(土)丸の内プラゼール他全国ロードショー
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