
イラスト:花くまゆうさく
毎年、1月~2月は国内の様々な映画賞が発表される時期。しかし、これらの映画賞の多くは評論家や、映画業界関係者によって選ばれるもの。では、実際に窓口で自腹で料金を支払い、映画館で映画を楽しんでいる観客たちは、どんな作品や俳優を支持しているのだろうか?そこで、東京・東中野にあるミニ・シアター、ポレポレ東中野が映画を愛する人なら“誰でも”投票できる映画賞「映画館大賞」をスタートさせた。
今年より始まった本賞の主旨はいたってシンプル。それは「スクリーンでこそ光り輝くと思われる俳優を、映画ファンの投票によって選出しよう」というもの。作品賞や各部門賞などを設けず、俳優に的を絞って投票が行われる。投票方法はメール、FAX、電話など多岐に渡っているが、注目なのは全国の映画館に設置された投票箱。東京の劇場はもちろんのこと、札幌のシアターキノ、京都みなみ会館、博多のシネマテリエ天神など全国68劇場に投票箱を設置し、映画館に足を運んでいる観客の生の声を反映する。また、集計の結果、グランプリに輝いた俳優の出演作については、ポレポレ東中野で特集上映を実施することも決定しており、“スクリーンでこそ輝く俳優”に一体、誰が選ばれるのか楽しみなところだ。
映画が好きな人はもちろん、映画賞に一票を投じてみたい人は是非、公式サイトの応募要領にしたがって投票してみてはどうだろうか。
「映画館大賞」
投票実施中~4月15日(火)まで
5月下旬に結果発表
6月にグランプリ俳優の特集上映を東京・東中野のポレポレ東中野にて開催
■映画館大賞の主な候補者と主な出演作品
・蒼井優(『クワイエットルームへようこそ』)
・阿部寛(『自虐の詩』)
・伊勢谷友介(『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』)
・瑛太(『アヒルと鴨のコインロッカー』)
・大森南朋 (『グミ・チョコレート・パイン』)
・小栗旬(『クローズZERO』)
・オダギリジョー(『転々』)
・香川照之(『キサラギ』)
・加瀬亮(『それでもボクはやってない』)
・加藤ローサ(『スマイル~聖夜の奇跡~』)
・沢尻エリカ(『クローズド・ノート』)
・豊川悦司(『サウス・バウンド』)
・堀北真希(『ALWAYS 続・三丁目の夕日』)
・松山ケンイチ(『L change the WorLd』)
・宮﨑あおい (『サッド ヴァケイション』)
・その他 (具体的な俳優名を記入して投票)
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