
(左から)クリス・ワイツ監督、ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン
全世界37カ国で大ヒットを記録した超大作『ライラの冒険 黄金の羅針盤』。日本が世界最後の公開となる本作の監督クリス・ワイツと、主演のダコタ・ブルー・リチャーズ、そして共演のニコール・キッドマンが2月20日にPRのため来日、会見が行われた。
既に国内でも20誌以上の雑誌の表紙を飾っている話題作ということもあって、会見会場には大勢のカメラマン・マスコミ陣が来場。特に、ニコール・キッドマンは妊娠5ヶ月の姿での来場のため、その姿に注目が集まったが、本当に妊娠してるの?と言わんばかりの、黒いプラダのドレスを身につけたスレンダーな姿に、報道席からはため息が漏れた。
『ナルニア国物語』、『ロード・オブ・ザ・リング』に続くファンタジー大作となる『ライラの冒険 黄金の羅針盤』。作品の舞台がこの世界とはちょっと異なる世界、ということもあり、CGを多用した撮影のためダコタは「(CG用の)ブルースクリーンの前で想像しながら撮影するのが一番大変だった」という。一方、ニコールは「私自身は想像の世界で生きるのが好きで、演技をやりはじめたのも、様々な想像の中で演じることに魅力を感じたから。ブルースクリーンでの撮影のときは、自分の心の中で色々考え、想像してそれを映し出すようにしている」と、CG撮影における心がまえを述べた。また、現在妊娠中ということもあってか、「お腹の中の子はまだわからないけれど、13歳、15歳の子どもたちはこの作品をとても気に入ってるの。今後は、15歳以下でも楽しめる子ども向けの作品と、大人向けの作品、交互に出演していきたい」と、母親らしくコメントした。
昨年は声優にも挑戦し、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の後も出演作が後を絶たないニコール。「誰かに『無理だ』と言われても、それを信じないようにすること。たとえ批判されても、自分の核となるもの、情熱があればやっていける」と、これから女優を目指す人へ、ニコールならではの熱いメッセージを送り、大女優の風格を見せ付けた会見となった。
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
2月23日(土)、2月24日(日) 先行上映決定
3月1日より丸の内ピカデリー1他 全国松竹・東急系にて公開
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