
舞台挨拶に登壇するニコール、ダコタ、クリス・ワイツ監督(左から)
すでに37カ国で上映され、3月1日からいよいよ日本公開となる『ライラの冒険 黄金の羅針盤』。公開を目前に控えた2月21日、映画のPRのため来日した主演のダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、クリス・ワイツ監督が都内で行われたジャパンプレミアイベントに参加した。
原作は児童文学ながら宗教的・哲学的な内容で全世界を魅了したファンタジー小説。誰もが待ち望んだ注目作とあって、レッドカーペットには多くの観客とマスコミ陣が集合。今回、なんといっても注目を集めたのは、先日めでたく懐妊のニュースが流れたニコール・キッドマン。バレンシアガのロングドレスで登場すると大歓声が湧き起こり、観客からは祝福の声も飛び交うお祝いモード満点のセレモニーとなった。
舞台挨拶では、1万5千人の中から見事主役に抜擢されたダコタ・ブルー・リチャーズが、「コンニチハ。ニホンガダイスキデス」と一生懸命覚えた日本語を披露。多くのベテラン俳優陣に交じって堂々と勇敢な少女ライラを演じ、新人とは思えない存在感を劇中でみせている彼女だが、「経験豊富でスターであっても、人柄も良く、素敵でいられるんだと知った」と共演したハリウッドの大女優、ニコールについて尊敬の思いを込めて語る。映画の魅力について、監督は、「人それぞれの楽しみ方ができる作品。人間は何か自分が追いたいものがあれば、それを追い続けるべきだという哲学的なメッセージが込められています」とコメント。一方二コールは、「主人公が少女というのは珍しく、とても素敵な映画。日本でこの映画の紹介ができるということで、興奮しています」と語った。
大の日本好きと語る二コールは今回夫婦揃っての来日だったようで、仲睦まじいエピソードも披露し、「妊娠がわかってから初めての旅が日本ということで、とても嬉しく思います」と日本のファンを目の前に、二重の喜びを語った。
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
2月23日(土)、24日(日)先行上映
3月1日(土)より丸の内ピカデリー1他 全国松竹・東急系にて公開
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