
登壇したFROGMAN
島根県在住のアニメクリエーター・FROGMANがほぼひとりで製作したFlashアニメ『秘密結社 鷹の爪』。異例のロングランヒットとなった劇場版からわずか1年にして、シリーズ第2弾の公開が決定し、東京国際アニメフェア2008にて製作報告会見が開かれた。
Flashアニメとして初のTVシリーズや、NY国際インディペンデント映画祭出品(アニメ部門で2部門受賞)など快進撃を続けている本作。「劇場では通常あまりやらないこと」にあえて取り組むことをモットーに、これまでにも“バジェットゲージシステム”(そのシーンに使った予算がひと目で分かる)や、“告白タイム”(実際に結婚したカップルも!)を取り入れてきた。そして今回発表されたのは、UKチャートを賑わす大型新人バンドthe HOOSiERSによる主題歌提供と、サブタイトルの“ネーミングライツ”化。前者の起用に関しては、本人たちが作品を見て「自分たちの音楽性にぴったり」と判断したということで、なんと劇中にも登場している。また“ネーミングライツ”に名乗りをあげたのはサントリー。サブタイトルは『…~私が愛した黒烏龍茶~』に決定した。FROGMANいわく、「あえて作品に取り込むことでネタにできる」という目論見があるらしい。
また、前作から一転、野沢雅子ら大物声優を起用するほか、1万人の声優を募集をするなど新たな試みは盛りだくさん。世界征服に向けた“鷹の爪団”の今後の動向にも期待が高まる。
島根県を舞台に、秘密結社“鷹の爪団”が基地乗っ取りを企む謎の組織とユル~い戦いを繰り広げる本作。しかし最後にFROGMANからこんなひと言が。「今回はマジで泣けます」! その真相とは一体!?
5月24日(土)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行ロードショー
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