
体調を万全に整えてから見に行くことをおすすめ
鬼才のクリエイター、J.J.エイブラムスが製作を務めた映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』が5日、全国235スクリーンで封切られた。全国の劇場で高い動員数を記録し、2日間の興行収入は2億6500万円を突破。週末興行ランキングでは堂々の1位を獲得した。配給側は最終的に20億円以上の興行収入を見込んでいる。
全米では、タイトルを伏せたまま劇場で予告編を流すなどの特殊な宣伝方法を取ったことで、人々の関心をあおり、映画『スター・ウォーズ 特別篇』('97年)を破って1月公開作品の歴代1位を獲得。日本でも、自由の女神像の首が吹き飛ぶ予告編で強烈なインパクトを与え、公開前から話題を呼んでいた。
全編において手持ちのビデオカメラで撮影された映像を使用しているため、配給側は「車酔いに似た症状を引き起こす可能性がある」と異例の警告文を発表。それでも上映中に気分が悪くなったり、具合が悪くて途中で席を立つ人が出ているもようで、「テーマパークのアトラクションに乗っているような感覚」との声も上がっている。客層も10代から20代のカップルが多く、デートムービーとしても注目を集めそうだ。
『クローバーフィールド/HAKAISHA』
公開中
チケットぴあに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はぴあ株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。
Copyright c PIA Corporation. All Rights Reserved.