
『チャーリーとチョコレート工場』で一躍有名になったフレディ・ハイモアが一人二役に挑戦する『スパイダーウィックの謎』の試写会が18日に都内で行われ、サプライズゲストとしてこの春、現役引退した元パイレーツの桑田真澄が登場。トークショーで“冒険”について語った。
本作は、ひとりの少年が80年前に封印された謎の書から“妖精の秘密”を知ってしまい、その本を奪おうとする妖精たちに姉弟3人で立ち向かうミステリアス・アドベンチャー。少年たちが次々に起こる困難を乗り越え成長していく姿に、ハラハラドキドキ、そして勇気を与えられるが、38歳にして長年の夢であったメジャーリーグに挑戦した桑田は、「冒険することは、先のことがわからないから面白い。不安を乗り越えていくからこそ感動がある」と、自身の野球人生も冒険であったことを語った。
本作のもうひとつの主役ともいえる妖精は、小さくてかわいらしいものだけでなく、彼らの味方となるひょうきんな妖精や、鬼のような恐ろしく凶暴な妖精が出てくるのも見どころ。桑田は「妖精はいる」と断言。そして「何度も“野球の神様”が力を与えてくれたが、大切なのはそれまでの努力」と“目に見えない存在” の自らの実体験を披露した。
また、「家族や兄弟の支えがあるからこそ挑戦できる」と語る桑田だが、本作は、両親の離婚によって気持ちがバラバラになり喧嘩の絶えなかった家族が、互いに協力し合うことによって、きずなを取り戻す“家族の物語”でもある。GWは家族みんなで、この冒険に出てみては?
『スパイダーウィックの謎』
4月26日(土)より、日比谷スカラ座ほか全国ロードショー
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