
Our Love to Stay (C)O2Y's
洗練されたポップスを奏でる3人組ユニットOur Love to Stay(通称アワラブ)が、10年以上続いたユニット活動から“卒業”することを決意。これまで応援してくれたファンや関係者へ感謝を贈りたいと、4月19日(土)東京・Shibuya O-WESTで“謝恩会”と題してライブ・イベントを開催した。
イベントは主催者アワラブのステージでスタート。ボーカルAYAの表情豊かな歌声と、キーボードFumingとベースTamotsuが奏でるオールド・タイムなジャズ・サウンドが、訪れた観客を魅了する。卒業してしまう寂しさなど感じさせない心地よい雰囲気は、彼らのポジティヴさそのものだ。
そんなアワラブの卒業祝いにと、ゲストが登場。アーバンなサウンドと卓越したハーモニーが魅力的なアコギとパーカッションのユニット・Good Lovin'。昭和歌謡のテイストを盛り込んだ独特のポップスを聴かせる奥村愛子。さらに、ホットなブラス・サウンドと軽妙なトークが売りの衝和ショッキングといった多彩なアーティストたちがパフォーマンスを披露し、アワラブの旅立ちに華を添えた。
イベント後半は、再びアワラブが登場。4月にリリースされたアルバム『Our Love is here to Stay』からの楽曲を中心に、上質なポップ・ワールドを披露。「いままで支えてきてくれてありがとう……何度言っても言い足りません」(AYA)という言葉とともに、観客の心を潤わしてくれる。
そして最後は、出演者全員でアワラブの最新アルバムにも収録されている槇原敬之の名曲「どんなときも。」をカバーし、ハートフルな雰囲気のままで“謝恩会”は終了。5月6日(火・祝)東京・渋谷7th Floorでの公演が“卒業ライブ”となるが、その時も同じように暖かい気持ちでOur Love to Stayの新たな門出が祝われそうだ。
取材・文/飯島健一
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