ゴールデンウィークは“名探偵コナン”の季節？　新作映画も高評価を獲得 2008/4/24 9:50配信

雑誌「Weeklyぴあ」調査による、4月19日公開の映画の満足度ランキングは、堂本光一がスシ界のサラブレッド米寿司(まいずつかさ)を演じた『銀幕版スシ王子！～ニューヨークへ行く～』がトップに輝いた。2位にGWの恒例となった人気アニメの劇場版第12弾『名探偵コナン　戦慄の楽譜（フルスコア）』、3位にカナヅチのガキ大将少年が遠泳大会に挑む青春ドラマ『チェスト！』が入った。(映画満足度ランキング表)

今週、注目したいのは2位の『名探偵コナン　戦慄の楽譜（フルスコア）』。毎年、GW時期に公開される人気アニメシリーズも本作で第12作目を迎える。毎作、高い満足度を獲得しているシリーズだが、驚くべきはその年齢層の幅の広さだ。TVアニメを毎週楽しみにしている小学生から、20代のカップル、年配の観客まで多様な観客が劇場につめかけ、いずれの年代からも高い満足度を獲得している。本作も「なかなか犯人が分からず、最後までハラハラさせられた」「前作と変わって芸術性が全面に出ていた」「コナンたちがどうピンチを切り抜けるのかドキドキした」と観客たちは名探偵コナンの冒険と推理の行方に夢中になったようだ。本作は今週の動員ランキングでも1位を獲得しており、長きに渡って愛され続けてきたシリーズのパワーを改めて思い知らされる結果となった。ちなみに上映後、観客から「今回はコナンの秘密が分かってビックリ」「終わるまで席を立たないで欲しい」とのコメントが寄せられたが、その“謎”の正体は、劇場で確認してみて欲しい。

また今週1位の『銀幕版スシ王子！～ニューヨークへ行く～』は昨年放送されたTVドラマの劇場版作品。舞台挨拶が行われた新宿の劇場では女性を中心に大勢の観客が列を作り、会場は熱気に包まれた。上映後には「堂本光一にピッタリの役柄」「全編を通して笑いの連続」と観客の満足度は非常に高く、琉球唐手の達人である主人公のアクション場面にも高い評価が集まった。

その他、4月19日からは『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者！』や、ロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズの競演が話題の『大いなる陰謀』などが公開されている。

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(本ランキングは、2008年4月19日(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)