
福田沙紀(左から4人目)ら出演者たち
福田沙紀の初主演映画『櫻の園―さくらのその―』が、山形・寒河江市でクランクイン。福田、寺島咲、杏、AKB48の大島優子ら出演者と中原俊監督が、このほど会見を行った。
人気漫画家・吉田秋生の同名コミックを実写映画化。ロシアの劇作家チェーホフの戯曲「櫻の園」を演じることになった演劇部員たちの青春を描く。1990年にも中原監督によって映画化され、その年の日本アカデミー賞優秀賞など21の映画賞を受賞し、話題を呼んだ。
福田は「私が演じる桃は、一生懸命頑張る子というよりマイペースな子。初めての主演映画なので気張り過ぎないように、自分らしさを出しながら演じていきたい」と意気込みをコメント。昨年放送されたフジテレビ系ドラマ「ライフ」のいじめっ子役が印象的な彼女だが、今回は打って変わってお嬢様学校の生徒を演じる。「お嬢様という言葉は自分には似合っていないし、お嬢様学校がどういうものなのかイメージもわきません。でも桃はそういうところになじめない子なので、これでいいのかもしれません」と慣れない役に苦労しつつも、前向きに取り組んでいることをアピールした。
再び同じ作品を映画化することについて、中原監督は「前作では演劇部の一日一瞬をとらえたが、今回は長い伝統の中での女子高の演劇部をとらえている。演劇部が新たに生まれ変わるという話にしたい」と今作が単なるリメークではないことを強調した。
『櫻の園―さくらのその―』
秋、全国ロードショー
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