
(左から)ローランド・エメリッヒ監督、南明奈、スティーブン・ストレイト
『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』などハリウッドの超大作ブームをけん引し続ける奇才、ローランド・エメリッヒ監督。彼が企画から完成まで、15年の歳月を費やした話題の超大作『紀元前1万年』がついに日本上陸。24日、東京国際フォーラムで同作のジャパンプレミアが開催され、エメリッヒ監督と主演を務める期待の新星、スティーブン・ストレイトが舞台あいさつに立った。
「来日するたびに、日本のことがどんどん好きになります」と語るエメリッヒ監督は、巨大なホールを埋め尽くす観客の多さに驚きながらも、渾身の自信作が日本でもアツい注目を集めていることに満足そうな表情。一方、同作で初の大役を見事やり遂げたストレイトは「ロケ撮影は常に極限状態でした。それにCGキャラクターとの共演は、目に見えないものを相手にしたので、とてもやりがいがありました」と撮影の苦労話をコメント。CG処理を施した完成作品を見た感想を振り返り「すべてがリアルで驚いた。僕にとっては誇りです」と胸を張った。
そんな2人に、花束を贈呈したのが“アッキーナ”こと南明奈。「紀元前1万年からタイムスリップしてきた」という設定で、原始美女ルックで登場した。さらに「今日は友達を連れてきました!!」という南の掛け声で、ステージ上に巨大なマンモス型のバルーンが登場するサプライズ演出も。ただしエメリッヒ監督は「このマンモスには毛がないね。今回、僕たちはCGで毛を表現するのにすごく苦労したんだけど(笑)」と少々辛口なコメントを残した。
『紀元前1万年』
4月26日(土)より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
取材・文・写真:内田涼
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