
観客をバックに記念撮影をする本広監督、江口洋介、柴咲コウ、仲村トオル、岡村隆史(左から)
『カンフーハッスル』のチャウ・シンチーがプロデュース、柴咲コウが体当たりのアクションを披露して話題の映画『少林少女』が4月26日に公開され、都内で初日舞台あいさつが開催された。初回には約1000人の観客が詰めかけ、満席状態の客席を柴咲コウをはじめ、仲村トオル、岡村隆史、江口洋介、本広克行監督が歩いて登場。会場中が大きな歓声に包まれた。
柴咲が「2年間、本作のために武術の練習をしました。みなさん、どうでしたか?」と客席に向かって尋ねると、観終えたばかりの観客からは「最高です!」との声。劇中、柴咲と激しい格闘を繰り広げる仲村の、「スピンオフを狙っているのは君だけじゃないぞ」と、スピンオフの主演を狙う(?)岡村への宣戦布告に、岡村も負けじと「仲村さんより先にスピンオフして『少林ちっちゃいおっさん』が決定しました。踊るシリーズ3にも出演決定と言う噂もあります」と、願望を込めて宣言。実際は次回作はまだ未定ということだが、岡村は「オファーお待ちしてます」と、役柄にはまった様子。
本作で、2年間の練習を積み重ね、動きのキレの良さを劇中で披露している柴咲。本人も「基礎練習はつらかったけど、練習を積み重ねて、ラストの格闘シーンは楽しかった」と言い、ラストシーンでは「気持ちが高ぶって、カットを重ねる度にもっとやりたくなりました。『私、できてる!』って思って」と楽しそうに語る。仲村も、「気合が入っているときの柴咲さんはすごい」と絶賛。「不安になりながら試写を観て、映画のまっすぐさに涙が出そう」になった柴咲。「大人は自分なりに映画を解釈して観てしまうけど、子供は観たままを受け取る。楽しくて、芯にぶれてないものがある健全な映画です」とアクションだけでない本作の魅力を懸命に話す彼女の姿に、会場からは大きな拍手が沸き起こった舞台あいさつとなった。
『少林少女』公開中
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