
(c)2006 EuropaCorp - TF1 Films Production
過去にはトム・クルーズやマシュー・マコノヒー、今はアカデミー受賞俳優のハビエル・バルデムと、大物俳優との熱愛報道が絶えない女優ペネロペ・クルス。セクシーな外見もあって、熱愛報道が先行している彼女だが、スペイン映画に出演したスペイン人女優としてアカデミー賞主演女優賞に初ノミネートされるなど、演技者としての実力にも注目が集まる。そんな彼女が、「努力は必要だけど、それがこの仕事の好きなところ」と女優という仕事について語ってくれた。
現在、DVDで発売中の映画『バンディダス』。リュック・ベッソンがプロデューサーを務め、ペネロペは親友のサルマ・ハエックとともに、復讐のため、そしてメキシコの民衆を助けるため、銀行強盗になることを思いつき、銀行を襲うセクシーな強盗犯を演じている。本作は、ペネロペがリュック・ベッソンに「サルマと私の作品をプロデュースしてもらえない?」とお願いしたことが誕生のきっかけになっているという。
「彼は『それは面白いアイディアだね。3カ月以内に脚本を送るよ』と快諾してくれて、それが現実になったの。電話でサルマにこのことを知らせた時、彼女はとても興奮していたのを覚えているわ。そして、脚本を読んだ時はとても面白い作品だったのでさらに興奮したわ」と、最初にこの作品についてサルマと話したときの興奮ぶりを語った。
劇中では、スティーヴ・ザーンとのキスシーンも登場。「一日中笑い通しだったわ。スティーヴとは『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』の時にほぼ1年間一緒に仕事をしてとてもいい関係を築いたわ。で、『バンディダス』でお互いのことをもっとよく知るようになった」そう。そんな、愛情を持って共演者と接する彼女の姿が、ひょっとしたら愛される秘訣なのかもしれない。
「製作費の大小に関わらず、製作過程は同じだと思う。才能豊かな人と仕事をしたいと思うし、そういう人はヨーロッパにたくさんいるの。誰に対してもドアを閉ざしたくないから、たくさんの言語を勉強しているの。努力は必要だけど、それがこの仕事の好きなところ」。女優としての彼女の今後に注目したい。
『バンディダス』DVD発売中
4,935円(税込)
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