
実践を中心にしたレクチャーにより、数多くの人材を映画業界に輩出しているニューシネマワークショップが、恒例となっているイベント「Movies-High」を6月7日(土)と8日(日)に開催する。
今年もニューシネマワークショップで制作された実習作品など全39本が上映される本イベント。“クリエイタープログラム”では映画監督を目指す者たちが撮りあげた短編作品を上映する。本コースで学んだ後、監督として活躍している者も多く、今回のプログラムも期待ができそうだ。俳優を目指す生徒たちが出演し、専任講師が監督した作品は“アクタープログラム”として上映。今回の専任講師は『NANA』や『約三十の嘘』の大谷健太郎監督、『ミスター・ルーキー』『象の背中』の井坂聡監督、そして『奈緒子』『ホームレス中学生』(今秋公開)の古厩智之監督の3名。彼らが若い俳優たちを率いて、どのような作品を生み出すのか楽しみなところだ。
また、両日とも“プレミア・プログラム”と題したイベントを開催。初日7日(土)は、今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアター部門でグランプリを獲得した『大地を叩く女』や、2005年のぴあフィルムフェスティバルでベスト・エンタテインメント賞を受賞した『ロールキャベツの作り方』など、映画祭で高い評価を得たワークショップOBの作品を5本まとめて上映する。また、翌8日(日)は本ワークショップ出身である門井肇、深川栄洋の両監督が在校中・卒業後に制作した短編作品を上映し、アクタープログラムの講師を務める古厩智之監督とのトークショーを実施する。
明日の映画界を担う若者たちの習作をまとめて楽しめるこの機会。是非、会場に足を運び、お気に入りの監督や才能の原石を見つけてみてはどうだろうか。
「Movies-High 8」
2008年6月7日(土)、8日(日)
東京国際フォーラム ホールD1にて開催
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