
初主演作公開を前にした浅見千代子
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で“キスおばちゃん”として知られる浅見千代子が初主演を務めた映画『少林老女』が24日(土)より公開される。山奥の道場で修業を積んだ少林老女の戦いとロマンスを描いた作品だが、やはり注目は主演の浅見千代子だ。事情により一切言葉を発しない役ながらそのインパクトは強烈!恐るべき“主演女優”の誕生を前に、浅見千代子がインタビューに答えてくれた。
昔から映画が大好きで「好きな俳優は佐田啓二(映画『君の名は』などで知られる二枚目スター。俳優・中井貴一の実父)みたいなクールな俳優が好き」という浅見だが「自分が主演するとは夢にも思わなかった。さらに喋らない役でカンフーまでやるなんてウソかと思いました」と依頼があった時はとても驚いたそうだ。
しかし劇中では主演だけあって、ほぼ出ずっぱりで、カンフーはもちろん、ゲートボールにも初挑戦。初主演のプレッシャーについては「同じ現場に行ったんだから、待ってるより映画に出てる方がいい」と余裕を見せるも、慣れない映画撮影は苦労も多かったようで「山での撮影はしんどかったですね。私はヒザの調子がよくないから、斜面がツラいんです」しかし、「周囲が助けてくれたので……恵まれてますよね」とスタッフやキャストに感謝の言葉を述べていた。
また、印象に残っているシーンについて聞くと「自分で出演した場面を観るのは恥ずかしい」と言いつつも「映画の中で14種類の衣装を着てるんです。中でもウェディング・ドレスとデート場面の衣装が好き。デートの衣装は素の自分の格好に近いんですよ。可愛いでしょ?」とニッコリ。出てくるだけで強烈な印象を残す浅見千代子の“14変化”も本作の大きな見どころとなりそうだ。
少し気の早い話だが、続編の可能性については「もう1回主演したいってのはありますね。次は温泉地で入浴シーンもやりたい!もちろん、全部出しちゃってね」と豪快に笑う浅見千代子。「ガキの使い…」に出演してから11年。今では「どこに言っても声をかけられる」というほど顔を知られている彼女がスクリーンでどんな姿を見せるのか、そして本人お気に入りのウェディング・ドレス姿はどんなことになっているのか……24日(土)の公開初日を楽しみに待ちたい。
『少林老女』
5月24日(土)よりシアターN渋谷ほかレイトショー
■会場は大爆笑! “ガキ使”おばちゃん映画初主演会見で熱烈キス!
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