
舞台あいさつに登壇した角川春樹、市原隼人、ASUKA(左から)
落ちこぼれ大学生と天才少女が“宇宙創生”に挑む学園ラブ・コメディ『神様のパズル』。本作のヒット祈願で“宙”を体感するため、主演の市原隼人とエグゼクティブ・プロデューサーの角川春樹が無重力を初体験。その後、この時のVTRを披露する会見を行った。
今回行った無重力体験は、名古屋~羽田間で行われ、高度2万5千フィート上空で行うジェット機の放物線飛行によって2人は無重力状態に。VTR中で「高いところは苦手」と、機内に乗り込む前から不安気だった市原は、一見楽しそうな無重力状態での“宙返り”も顔をひきつらせてかなり辛そうな様子。その後、酔って3度も吐いてしまったそうで、会見では、「人生で一番苦しかった。二度とやりたくない!」と訴えた。一方、市原とは対照的に上空で終始笑顔だった角川は、「気持ちよかった。またチャンスがあったらやりたい」と満足気で、それぞれ、忘れられない思い出となったようだ。
本作は、鬼才・三池崇史監督と角川春樹がタッグを組み、ロッカーの落ちこぼれ大学生役に市原隼人、孤独な天才少女に谷村美月が出演。“宇宙を創る”という壮大なテーマに挑み、恋愛はもちろん、SFやアクション、角川が何度も涙したという感動的なシーンなど、あらゆる要素が化学反応を起すエンタテインメントとなっている。
無重力には耐えられなかった市原だが、角川は「主人公のイメージにぴったり。演じている時のエネルギーが凄くてびっくりした」と絶賛。市原も撮影時について「三池さんは“こんなのはどうですか?”と見せたくなる監督で、全然辛くなかった」と語り、作品での演技は全力で挑めたようだ。会見では、歌手のASUKAが本作と同名の主題歌を披露。物語をさらに盛り上げる、この楽曲にも注目したい。
『神様のパズル』6月7日(土)ロードショー
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