
レオナルド博士、ルー大柴、サヘル・ローズ、FROGMAN(左から)
約半年間のロングラン上映を達成した『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE~総統は2度死ぬ~』。この予想外のヒットに気を良くしたのか(?)、まさかのシリーズ第2弾『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIEII~私を愛した黒烏龍茶~』が完成した。5月22日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで同作の先行上映イベントが開催され、監督、脚本、作画、編集、声優などほぼすべての工程を手掛けたFROGMANが舞台あいさつを行った。
超満員の700人のファンを前に、待望の続編について「今年一番バカバカしい映画を目指した」と語るFROGMANは、「よく見ていると目が疲れると言われるので、映画の途中で1分間のリラックスタイムを設けました。トイレに行くなり、メールチェックするなり自由に過ごしてほしい」と今回も劇中にユニークな仕掛けがあると明かすと、ファンの期待も最高潮に達した。
この日は前作『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE~総統は2度死ぬ~』がニューヨーク国際インディペンデント映画祭で2部門を受賞したことを記念し、表彰式が行われたほか、メインキャラクターの“吉田くん”がFROGMANの活動拠点である島根県の「しまねSuper大使」(観光大使を超えた存在)に任命されたことが発表されるなどイベントも盛りだくさん。さらにプレゼンターとしてルー大柴と、イラン人タレントの、滝川クリサヘルことサヘル・ローズが登場し、イベントを大いに盛り上げていた。
「アダルトからチャイルド、つまり老若男女が楽しめるすごい映画。社会風刺もメニーメニーでとても面白かったです」(ルー)、「色づかいがイランのアニメに似ているのでとても身近に感じました。社会勉強にもなる内容」(サヘル)と一足先に映画を観た2人も大満足の様子。最後は、登壇者たちとファンが決め台詞である「た~か~の~つ~め~」コールでイベントを締めくくった。
取材・文・撮影:内田涼
『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIEII~私を愛した黒烏龍茶~』
5月24日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズで先行ロードショー
5月31日よりTOHOシネマズ系にて全国ロードショー
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