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鬼才監督の愛娘、15年ぶりに映画の世界にカムバック【カンヌ映画祭】 2008/5/26 11:00配信

(左から)ビル・プルマン、ジュリア・オーモンド、監督のジェニファー・リンチ(c) Jean-Louis TORNATO

デヴィッド・リンチ監督の実娘、ジェニファー・リンチが93年の『ボクシング・ヘレナ』以来15年ぶりの監督作、『SURVEILLANCE』をカンヌ映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に出品している。

砂漠で起きた殺人事件から映画は始まり、ふたりのFBI捜査官が事件を追ううちに謎が深まっていく。デヴィッド・リンチ監督の『インランド・エンパイア』に出演しているジュリア・オーモンド、『ロスト・ハイウェイ』に出演しているビル・プルマンを主演に迎え、不穏な空気を含んだオープニング映像も父親譲り。「ジェニファーはしっかりとデヴィッドの血を引き継いでいるわ。彼女にはクリエイティブな血が流れている」と、父娘二人に演出された経験を持つジュリア・オーモンドは語る。

これは彼女にとって初のカンヌ出品作。25歳で『ボクシング・ヘレナ』を発表した後は子供を産み、CM監督として活躍していた。数年前に交通事故に遭い、後遺症に苦しんだ。「たとえ歩けなくなったとしても物語を伝え続けたい。それが使命だって強く思ったんです」(ジェニファー・リンチ監督)と、再び映画界へカムバックする心構えができたと言う。父親はカンヌ映画祭でパルムドール(1990年の『ワイルド・アット・ハート』)、監督賞(2001年の『マルホランド・ドライブ』)を受賞している常連。愛娘の再出発を祝うように、今年のカンヌ映画祭公式ポスター写真もデヴィッド・リンチが撮影している。

取材・文:平井伊都子
撮影:若山和子/Jean-Louis TORNATO

【第61回カンヌ国際映画祭特集】

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