
『太王四神記』
NHK総合で放送中の韓国ドラマ『太王四神記』のファン交流イベント「ドラマ『太王四神記』プレミアムイベント 2008 in JAPAN」が1日、京セラドーム大阪で開催され、1年10か月ぶりに来日した韓国人俳優のペ・ヨンジュンらが参加した。
神の国チュシンの末裔(まつえい)とされる高句麗を舞台に、ペ・ヨンジュン演じる主人公タムドクが数々の困難を乗り越え、真の王に成長するまでを描いた歴史ドラマ。韓国では昨年秋に放送された。
ドラマ衣装のよろいを身にまとったペ・ヨンジュンらが壇上に姿を現すと、会場からは割れんばかりの歓声が上がった。オープニングでは舞台上でドラマさながらのアクションを披露。トークショーではスーツに着替えて登場し、ペ・ヨンジュンは「家族の皆さまこんにちは。本日はこんなに大勢の方にお集まりいただきありがとうございます。久しぶりに日本の皆さまに直接お会いできたことにとっても感激しています。いつも温かいご声援送ってくださる皆さまのおかげで、また日本に来ることができました。とっても幸せです」と日本語であいさつ。
タムドクを演じたことについて、「彼は冷静な頭脳と温かい心を持つ理想のリーダー。彼の成長する過程を表現するのは苦労しましたが、おかげで私自身も成長しました」とコメント。撮影中、3度のケガに悩まされたが、「体が動かなくてつらかったり、スタッフやキャスト、家族の皆さまに申し訳ない気持ちになりましたが、3度のケガで精神的に強くなりました。タムドクも強い精神を持っていたと思います」と振り返った。クランクアップから半年を経過したが、この日のために、ケガの手術を受けずリハビリを行っていたことを告白。会場からはどよめきが起こったが、「大丈夫です。心配しないでください」と日本語でファンを気遣った後、「皆さまにタムドクの姿を見せたかったので、髪も切らずに今まで伸ばしていました」ととびっきりの笑顔を振りまいた。
このイベントは、現在同ドラマを上映中の東京・新宿バルト9をはじめ、全国13か所の映画館で衛星生中継。ペ・ヨンジュンが大スクリーンに映し出されるたび、満席の会場からは拍手がわき起こっていた。
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