ソ・テジに続く快挙！　韓国のロック・バンド、NELL（ネル）がサマソニ大阪に出演 2008/8/1 10:00配信

今年で8回目を迎える都市型の夏フェス「SUMMER SONIC」。関東は千葉マリンスタジアムと幕張メッセ、関西は舞洲サマーソニック大阪特設会場で、今年は8月9日(土)・10(日)に開催されるが、8月10日(日)の大阪公演にのみ、韓国からNELL（ネル）が参加することが決定した。「SUMMER SONIC」に韓国のアーティストが参加するのは、2001年のソ・テジ以来で実に7年ぶりの快挙となる。

韓国歌謡界といえば、R&B、ヒップホップといったダンス系か、バラードが中心。バンドというスタイルでの音楽は商業的には成功例が少なく、ロックが盛んとはいえない。そんな中でも感性豊かなメロディと透明感で“モダン・ロックバンド”と称されるNell（ネル）は、繊細さから壮大さまでを自在に表現可能なバンドで、UKギター・ロックの系譜に属する珍しいスタイルだ。そんな彼らだけに、UKロックが充実した今年の「SUMMER SONIC」に出演するのも納得がいくところ。今年3月に発表したアルバム『Separation Anxiety』は韓国チャートで1位を記録、ステージ・パフォーマンスに定評があり、圧巻の歌唱力と完成度の高いロックファンだけでなく幅広い層の支持を得ている。また、2001年に出演したソ・テジは90年代に韓国の音楽界を変えたと言われるほどの伝説的なアーティスト。そんな彼がインディーズから発掘したのがNELL（ネル）だった。

また、彼らが登場するパーク・ステージには、アデル、オールド・マン・リバー、Caravan、FUNKY MONKEY BABYS、JUN SKY WALKER(S)、鶴といったバラエティ豊かな面々に加え、先日最新アルバム『ギルティ・プレジャーズ2 ～スコット・マーフィーの密かな愉しみ』を携えてジャパン・ツアーを終えたJ-POPマニアのスコット・マーフィーの参戦が決定している。このほかに大阪では、オーシャン、スカイ、ソニック、ブリーズと銘打った合計6つのステージで多様なパフォーマンスが堪能できるので最終ラインナップやタイムテーブルをチェックして、ぜひ会場へ。