ザ・ティン・ティンズ、サマソニとは一味違う演奏を披露。年明けにはジャパン・ツアーを予定 2008/8/12 昼12:30配信

8月9日・10日にSUMMER SONIC 08にて迫力あるライブ・パフォーマンスで観客を大興奮させたイギリスの男女2人組エレポップ・バンド、ザ・ティン・ティンズが、11日、東京・アップルストア渋谷にてインストアライブを行った。そこで、年明けに初のジャパン・ツアーを予定していることが明かされた。

会場のアップルストア渋谷1階におさまらないほど集まった観客を前に、「こんな近くで会えて光栄です」とケイティ。ドラムスのジュールズもここではアコースティック・ギターを持ち、ふたりでしっとりと演奏をスタートさせた。iPodのCMソング「シャット・アップ・アンド・レット・ミー・ゴー」や、UKチャートで初登場ナンバー1になったシングル「ザッツ・ノット・マイ・ネーム」など全3曲を披露。シンプルなアコースティック・スタイルにより、サマソニで見せたパワフルなステージとはまた違った、爽やかなライブで観客を楽しませた。

ライブ後のインタビューでは、サマソニのステージを振り返り、「一番手の出演にも関わらず、みんな朝早くから観にきてくれて嬉しかった」と笑顔でケイティが答えた。バンド名の“ティン”は、ケイティが昔務めていた中国人女性の名前が由来だと話すと、「他にも、閃くときになる音の“ティン！”」とジュールズが切り返した。すると、“頭のマッサージ機”、“チョコレートバー”、“クッション”なども“ティン”という名前だと次から次へと茶目っ気たっぷりに答えた。

最後に、今後の予定を訊ねられると、「イギリスに戻りヨーロッパのロック・フェスティバルに出演し、本国でツアーを行います。来年にはジャパン・ツアーができるように話が進んでいます」と明かした。来年には、磨きのかかったステージで楽しませてくれそうだ。