
左から:犬飼基昭日本サッカー協会会長、斎藤信二キリンビバレッジ株式会社社長、岡田武史監督
日本サッカー協会(JFA)は29日(月)、キリンチャレンジカップ2008(対UAE戦)とW杯アジア最終予選(対ウズベキスタン戦)に臨む日本代表26名を発表した。
海外組からは中村俊輔(セルティック)、稲本潤一(フランクフルト)、長谷部誠(VfLヴォルフスブルク)が選ばれた。また、先の北京オリンピックに出場したDF森重真人(大分トリニータ)やFW岡崎慎司(清水エスパルス)に加え、好調の大分トリニータFW森島康仁など若い選手も多く選出されている。
記者会見上で岡田監督は、メンバー選考に関して「多めに選出したが、追加発表の可能性も考えている。UAE戦後にメンバーを絞り、ウズベキスタン戦に臨む予定」と、今後のメンバー増減を示唆。オリンピック世代を選出したことについては、「森島はパワーと高さがある。興梠はキレのあるドリブル、岡崎は球際の頑張りが持ち味。森重はディフェンダーながら球出し(フィード)のセンスがある。大分が3バックを採用しているので、(日本代表の)4バックに対応できるかは試してみたい」と、それぞれの特徴を挙げ、期待を口にした。
また、メンバー発表の前には、11月13日に神戸でシリア代表と親善試合を行うことも発表された。岡田監督は、「8月のウルグアイ戦のおかげで新しい発見があった。今度のシリア戦では新しい発見が“ない”ことを祈っている」と語っている。
メンバーは以下のとおり
【GK】
川口能活(ジュビロ磐田)、楢崎正剛(名古屋グランパス)、川島永嗣(川崎フロンターレ)
【DF】
中澤佑二(横浜F・マリノス)、高木和道(清水エスパルス)、田中マルクス闘莉王(浦和レッズ)/駒野友一(ジュビロ磐田)、阿部勇樹(浦和レッズ)、長友佑都(FC東京)、森重真人(大分トリニータ)/内田篤人(鹿島アントラーズ)
【MF】
中村俊輔(セルティック/スコットランド)、稲本潤一(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)、遠藤保仁(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)、青木剛(鹿島アントラーズ)、今野泰幸(FC東京)、長谷部誠(VfLヴォルフスブルク/ドイツ)、香川真司(セレッソ大阪)
【FW】
玉田圭司(名古屋グランパス)、巻誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)、佐藤寿人(サンフレッチェ広島)、大久保嘉人(ヴィッセル神戸)、岡崎慎司(清水エスパルス)、興梠慎三(鹿島アントラーズ)、森島康仁(大分トリニータ)
< キリンチャレンジカップ2008 ~ALL FOR 2010!~〈日本×UAE〉 >
□10月9日(木) 東北電力ビッグスワンスタジアム
< 2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ アジア最終予選〈日本×ウズベキスタン〉>
□10月15日(水) 埼玉スタジアム2002
チケットぴあに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はぴあ株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。
Copyright c PIA Corporation. All Rights Reserved.