
「このプロジェクトを通じて、作曲家たちの多彩な個性を感じて欲しいですね」と語るスティーヴン・イッサーリス(2008年9月8日・記者会見より)
生誕200年のメンデルスゾーン、没後200年のハイドン、没後250年のヘンデルをはじめ、近年稀に見るメモリアルラッシュとなる2009年のクラシック音楽界。そんなアニヴァーサリー・イヤーの作曲家たちをテーマに、世界でも五指に入るチェリスト、スティーヴン・イッサーリスが、2009年4月25日(土)~5月1日(金)に神奈川県民ホールで室内楽プロジェクト“アニヴァーサリー!”を開催する。
“ヴェルヴェット・トーン”と賞賛される極上の音色で世界中の音楽ファンを虜にする、イギリスが生んだ最も著名なチェリスト、スティーヴン・イッサーリス。演奏家としてはもちろん、プログラム・ディレクターとしての評価も高く、特に室内楽ジャンルでは自ら数多くの音楽祭を企画・主宰している。さらには子供向けの音楽家評伝エッセイ『もし大作曲家と友だちになれたら…』なども手がけるなど、マルチ・アーティストとして幅広く活動する、稀有な存在だ。
今回の室内楽プロジェクト“アニヴァーサリー!”は、イッサーリスと彼が厚い信頼を寄せる音楽仲間たちと贈る室内楽コンサート「生まれながらの巨匠~メンデルスゾーンの音楽」、お話や朗読を盛り込んだ「音楽の喜び~子どものためのコンサート」、イッサーリスが日本で初めて弾き振りを披露する「永遠の改革者~ハイドンの音楽」、そしてアニヴァーサリー・アラカルト的なプログラムの「祝祭2009~スティーヴン・イッサーリス・チェロリサイタル」という全4公演を開催。まさにイッサーリスの多才な魅力が存分に発揮される内容だ。
ちなみに、2006年にイッサーリスがシューマン没後150年を記念して企画・開催し、日本の音楽ファンから絶賛を博した「シューマン・プロジェクト」と同じく、神奈川県民ホールで開催。さらに神奈川県民ホール自体も、開館35周年・横浜開港150周年を迎え(同ホールは山下公演のすぐ傍)、まさにアニヴァーサリー尽くしだ。開催期間も4月25日(土)~5月1日(金)とゴールデンウィーク時期で申し分なし。スティーヴン・イッサーリスが贈るこのプロジェクトで、祝祭的な気分を共に分かち合おう。
〈スティーヴン・イッサーリス 室内楽プロジェクト2009“アニヴァーサリー!”〉
2009年4月25日(土)~5月1日(金) 神奈川県立県民ホール 小ホール
▼4月25日(土) 「生まれながらの巨匠~メンデルスゾーンの音楽」
▼4月26日(日) 「音楽の喜び~子どものためのコンサート」 ※入場無料。詳細は、下記公式HPまで。
▼4月29日(水・祝) 「永遠の改革者~ハイドンの音楽」
▼5月1日(金) 「祝祭2009~スティーヴン・イッサーリス・チェロリサイタル」
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