
『今度は愛妻家』製作委員会
『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が、“40代の夫婦”をテーマに描いた最新作『今度は愛妻家』で、豊川悦司と薬師丸ひろ子が17年ぶりに夫婦役を演じることがわかった。
本作は、鴻上尚史率いる第三舞台も所属する制作会社サードステージが池田成志、真木よう子らを迎え、2002年に上演した舞台『今度は愛妻家』の映画化。豊川演じる元売れっ子カメラマンで、今はプータロー同然の男・北見俊介と、健康マニアの妻・さくらの夫婦生活を描く。
行定監督は、本作を撮るきっかけについて「若い人たちが主役の映画はたくさんあるのですが、大人が観る映画がとても少ない。アメリカでは、40代が主役の映画が多いのですが、日本では少ない。40代の僕らの世代が主役をやる映画が増えた方がいいのでは、という試み」と語り、「大人だって青春はあるし、大人だって楽しめるという映画を撮りたい」と気合十分。
また、豊川と薬師丸のふたりの演技について「ベテランのおふたりなので、こんなこともやってもらおう、こんなこともしてみようと思い、それに、どんどん応えてもらえるというところがとても面白いし楽しい」という。そんな監督の思いを受ける二人は、「行定監督とだったら、おもしろい作品ができるという予感があり、そして良い作品になってほしいという気持ちもありました」(豊川)、「行定ワールドにたっぷりと浸かって楽しみたい」(薬師丸)とそれぞれコメントを寄せている。
薬師丸いわく「自分にこんなことが起こったら、本当にどうしようって思うのですが、そのどうしようと思う前にぜひ、劇場で観てほしい」と語る本作。来年の公開を楽しみに待ちたい。
『今度は愛妻家』
2009年秋公開
チケットぴあに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はぴあ株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。
Copyright c PIA Corporation. All Rights Reserved.