
寺脇康文、渡辺美里、草野陽花監督
俳優・寺脇康文主演の映画『悲しいボーイフレンド』の完成披露試写会が11日、東京・恵比寿のSPAZIO 2で行われ、上映前には、歌手の渡辺美里がプレミアムライブを開催した。
映画は、渡辺が1985年に発売したアルバムに収録された同名曲から生まれた物語で、ある少女との出会いをきっかけに、初恋の切ない気持ちを思い出した中年サラリーマンの姿を描く。
ラジオ局NACK5の番組「NACK WITH YOU」内で募集した100人のファンを前に、渡辺は「普段のライブと違って、(客席が)とても近いですね。慣れない空間ですが、皆さん固まってませんか? 息してますか? 楽しみましょうね!」と呼び掛け、同作の挿入歌にもなった同曲や、「10years」「BELIEVE」など全6曲を熱唱。名曲「My Revolution」では、ファンも一緒に歌を口ずさみながら演奏を楽しんでいた。
その後のトークショーでは、寺脇と草野陽花監督も登場。寺脇と対面した渡辺は「20年以上の時を経て、(同曲が)映画になるなんて夢のよう。しかも、主演が私の大好きな寺脇さん!」と大興奮。「社交辞令でしょ?」と話す寺脇に、渡辺は「街中でも寺脇さんとすれ違ったことがあります。『あ、(『相棒』の亀山)薫ちゃんだ!』って。この映画では、とにかくセクシーなんですよ」と笑顔で語った。
渡辺の思わぬ告白にタジタジだった寺脇も「プレミアムなライブでしたね。間近なので、美里さんのきれいな肌まで見られるし」と会場を沸かせた後、「脚本を読んだ時、『これは他の人に取られたくない。オレがやるべきの映画だ』と思った」と草野監督に同作の出演を直訴したことを明かした。スケジュールの都合で、10日間での撮影を余儀なくされた草野監督は「寺脇さんがうまく引っかかってくれた。これは逃す手はないと思った」と話し、笑いを誘っていた。
『悲しいボーイフレンド』
2月21日(土)より、シネマート六本木ほか全国順次ロードショー
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