
長渕剛と鹿児島南高校の情報処理科3年7組の生徒39人
ユニバーサルミュージックへ移籍した長渕剛のコンベンション・ライブが、2月23日、都内ホテルにて開催され、3月4日(水)リリースとなる移籍第一弾シングル『卒業』が初披露された。
新曲『卒業』は、今年1月4日にNHKで放送された番組『課外授業~ようこそ先輩~』を通して、長渕剛が母校・鹿児島南高校の情報処理科3年7組の生徒39人とともに制作したナンバー。番組では、長渕剛が先生となり4日間の授業を行う中で、生徒たちが“心の叫び”をテーマに作詞をしていく。そして、その39人分の詞を、“友情”“挑戦”“感じる”“叫び”“自分”“桜島”の6つのテーマに分け、さらに生徒たちが6つの詩にまとめる。その6つの詩をもとに、長渕剛が徹夜で1曲にまとめあげたのが本作『卒業』である。番組では、自分をさらけ出して生徒にぶつかっていく長渕剛を、39人の生徒が真正面から受け止め、少しずつひとつにまとまっていく様子が描かれている。『課外授業~ようこそ先輩~』は、3月1日(日)にNHKで再放送される。
この日、長渕剛の新曲披露の後には、この番組を再編集したダイジェスト映像が上映され感動を呼んだ。会場には卒業を控えた39人の生徒が招かれており、上映後、ステージに上がった生徒たちは長渕剛とともに『卒業』を合唱した。会場には涙する人も見られ、大きな感動とともに割れんばかりの拍手があがった。長渕は「大事なものを教わった」と締めくくった。
また、この日、アルバムに収録される曲がほぼ出来上がっていることも明かされた。さらに、「アリーナをギター1本で」と、秋にはツアーを行うことも発表した。情報処理科に入学した経緯を訊ねられると、「コンピューターを使うなんて、当時は一番かっこいいと思った」と、自身の学生時代も振り返った。
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