
司会進行も務めた、フラワーカンパニーズと斉藤和義
“スペシャ”の愛称で知られる音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」主催イベント『SPACE SHOWER TV Double Punch 第3弾 フラワーカンパニーズ×斉藤和義~フラカン和義のロックンロール 300万ボルト』が3月12日、東京・Shibuya O-EASTで開催された。
“Double Punch”とはスペシャが贈る対バンイベントで、過去に、CRAZY KEN BAND×ZAZEN BOYS、The Birthday×THE BACK HORNと行われ、今回は第3弾となる。当日はゲストにキセル、リリー・フランキーが登場、さらにシークレットゲストでPUFFYの吉村由美が参加し、豪華な顔ぶれが勢揃いした。
まずは辻村豪文と弟の友晴の2人からなるキセルが、浮遊感のある、独自の世界観で観客の心をつかむ。「ビューティフルデイ」では斉藤がドラムで参加し、緊張気味の斉藤とのコラボに観客が沸いた。また、斉藤と最近仲がいいというリリー・フランキーが自身のバンド「TOKYO MOOD PUNKS」の曲「ジェイミー」や、斉藤の「彼女」をカバーするなど、ソウルフルなステージを披露した。
そして満を持して斉藤和義がステージに登場。吉村由実がリードボーカルをとる「らくだの国」や、新曲「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」、逆鱗に提供した楽曲「FISH STORY」などを披露。ゆるいMCとは裏腹なロック・チューンで展開したアッパーなライブに会場は熱狂した。続いて、斉藤と同じくメインアクトであるフラワーカンパニーズがステージに。ボーカルの鈴木圭介が「今年20周年を迎えるバンドは多いけど、メンバーチェンジが1度もなく、ブレイクもしなかったのは俺たちだけだ!」と語り、しっとりとした新曲「この胸だけ」や「終身刑」「真冬の盆踊り」など次々と繰り出し、パワフルなステージでライブバンドとしての力量をみせつけた。
イベントはさらに続く。斉藤×フラカンがこの日限りのセッションを披露。斉藤のデビュー曲「僕の見たビートルズはTVの中」、フラカン自身もあまりライブで演奏しないという「LOVE ME DO」などを演奏。各曲で互いの歌声を交差させ、絶妙なハーモニーを響かせた。最後にTHE BLUE HARTSの「人にやさしく」を2組でカバーすると、会場は最高潮の盛り上がりをみせた。そして観客からのおしみない拍手に応え、出演者全員で、斉藤の名曲「歩いて帰ろう」を熱唱し、大響宴は幕を閉じた。
この日の模様は3月28日(土)21:00から22:00ほか、スペースシャワーTVにて放送される。
【番組詳細】
SPACE SHOWER TV Double Punch III フラワーカンパニーズ×斉藤和義~フラカン和義のロックンロール 300万ボルト
日時:3月28日(土)21:00~22:00ほか
出演:フラワーカンパニーズ/斉藤和義/他
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
|
![]() |
チケットぴあに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はぴあ株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。
Copyright c PIA Corporation. All Rights Reserved.