石黒賢とミヒャエル・ゾーヴァ
絵本の挿絵で人気の画家、ミヒャエル・ゾーヴァの展覧会「描かれた不思議な世界 ミヒャエル・ゾーヴァ展」が4月29日に開幕した。新作や「箱舟」、絵本『ちいさなちいさな王様』の原画など、代表作が約130点展示される。
ミヒャエル・ゾーヴァは、フランス映画『アメリ』内の作品や、絵本『ちいさなちいさな王様』などの挿絵で知られる画家。卓越した技法と表現力による不可思議な風景に、愛らしさとユーモアを溶け込ませる高い芸術性がヨーロッパで評価され、オペラ『魔笛』の舞台美術やクレイアニメーション「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」のコンセプトアートを手がけた。
前日の4月28日には、絵本『パパこれよんで!』シリーズの翻訳を手がける俳優・石黒賢とミヒャエル・ゾーヴァによる絵本対談が行われた。対談後には、ミヒャエル・ゾーヴァ自ら展覧会場を案内。石黒は、「かわいいのもいいけど風刺がきいたシニカルな作品もすごく好きです」と感想を述べた。
「描かれた不思議な世界 ミヒャエル・ゾーヴァ展」は、5月11日(月)まで、東京銀座・松屋銀座8階大催場にて開催。一般1000円、高大生700円、中学生以下無料。
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