
BLUE MAN GROUP IN TOKYO、千秋楽を発表! 撮影:引地信彦(C)BMP
2007年12月の開幕以来、六本木の専用劇場「インボイス劇場」にて連日、革新的なパフォーマンスを繰り広げているエンタテインメント集団「ブルーマングループ」。丸2年に及んだ日本公演が11月29日(日)に千秋楽を迎えることが、7月2日夜公演のカーテンコールにて発表された。千秋楽まで無事に完了した場合、通算公演回数は713回、総観客動員は45万人を見込んでおり、セリフのないパフォーマンスショーの来日公演としては破格の記録を樹立することになる。
発表を前にしたその日の正午、ブルーマンが会場近くの六本木ヒルズに出没し、千秋楽決定の号外を道行く人に手渡した。また一部のテレビ番組などでも告知されていたが、劇場を訪れるファンにこのニュースが届くのは、同日のカーテンコールが初。重大発表を控えながらもブルーマンは従来どおり落ち着いた様子で(?)パフォーマンスを繰り広げ、ビギナー、リピーター入り混じる客席はいつもながらの熱気が溢れた。そんな興奮冷めやらぬ観客の前に突如、“千秋楽決定”と書かれたバナーが登場。コアなファンからは一瞬残念そうな表情が窺えたが、同時に、2年間のロングランという快挙を称える温かい拍手が会場を包み込んだ。
なお終演後間もなく、関係者、プレス対象の懇親会が催され、そこで“素顔”のブルーマンから話を聞くことができた。ブルーマンのひとりは、「終わりが決まってしまうのはとても残念なことだけど、残りの5ヵ月を新たな気持ちで臨むことができる」と明るい表情で語った。また、「千秋楽が終わってブルーマンじゃなくなっても、できることなら日本に滞在したい。それぐらい日本が大好きだ!」とも。
公演は正真正銘あと5ヵ月。日本をこよなく愛する“青いヤツら”のラストメッセージを、会場で受け止めよう。
東京・インボイス劇場での「BLUE MAN GROUP IN TOKYO」公演、現在チケットは8月30日(日)分まで発売中。9月3日(木)から11月29日(日)公演のチケットは、7月25日(土)一般発売開始。電子チケットぴあでは各種先行を予定している。
(取材・文:武田吏都)
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