
プラシド・ドミンゴ (c)FONDAZIONE ARENA DI VERONA
「三大テノール」のひとりとしてオペラ界の頂点に君臨する世界的テノール、プラシド・ドミンゴが2010年2月に来日。イタリアの人気野外音楽祭「アレーナ・ディ・ヴェローナ」との共同公演「ARENA DI VERONA & PLACIDO DOMINGO IN TOKYO 2010」(2月13日(土)・14日(日):東京国際フォーラム ホールA)を開催することが決定した。
プラシド・ドミンゴは1941年スペイン生まれのテノール。1990年にはルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラスとともに“三大テノール”を結成、FIFAワールドカップやオリンピックのコンサートなどで大成功を収める。これまでに世界中で最も高い名声を獲得したオペラ歌手のひとりであり、また現在は指揮者としても活躍中だ。
このプラシド・ドミンゴとともに来日公演を行うのがイタリアの野外音楽祭、アレーナ・ディ・ヴェローナ。シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』の舞台として有名なイタリアの古都ヴェローナにあるアレーナは、紀元前1世紀から紀元後1世紀に作られた古代ローマ帝国の闘技場跡地で、25000人収容の野外円形劇場。1913年のヴェルディ生誕100年を記念して初めて野外音楽祭が開催、以降毎夏オペラやガラ・コンサートを中心に夏のイタリアの風物詩として人気を博している。
注目の日本公演プログラムは2日間それぞれ異なるものを予定。初日の2月13日(土)は「ガラ・ドミンゴ」と題し、ドミンゴ十八番の『オテロ』『シラノ・ド・ベルジュラック』『カルメン』のそれぞれ第4幕目をコンサート形式で上演、続く14日(日)はドミンゴの指揮で、ヴェルディの歌劇『アイーダ』を上演する。
オペラ芸術の頂点を極めたドミンゴの来日公演。一部では今回が最後とも噂されるだけにオペラファンのみならずとも必見だ。「ARENA DI VERONA & PLACIDO DOMINGO IN TOKYO 2010」は、2010年2月13日(土)・14日(日)、東京国際フォーラム ホールAにて開催。チケットは10月3日(土)より一般発売開始。
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