
日本サッカー協会(JFA)は10月1日、アジアカップ予選の香港戦(8日)、およびキリンチャレンジカップのスコットランド戦(10日)とトーゴ戦(14日)に臨む日本代表28名を発表した。
岡田監督は「海外組は年内しか呼べないので」との言葉どおり、中村俊輔(エスパニョール/スペイン)、本田圭佑(VVVフェンロ/オランダ)ら海外のクラブに所属する主力選手を積極的に招集し、前回のオランダ遠征で選出されながら故障で辞退した森本貴幸(カターニャ/イタリア)についても再び招集した。その一方で、国内からは石川直宏や徳永悠平(ともにFC東京)、佐藤寿人(サンフレッチェ広島)らが復帰。また、好調の清水エスパルスから岡崎慎司に加え、岩下敬輔と山本海人が初のA代表入りを果たした。
「これまではチーム全体の強化に重点を置いてきたが、今後は状況に応じた選手の発掘、例えば残り10分でどうしても点を取りたいとき、あるいは下がってゴール前を固められたときに、サイドを破る選手とか特徴のある選手を探していかなければならない」と来年のW杯に向け強化方針を示した岡田監督。初招集や復帰した選手に関して、「(岩下は)CKでのゴールも多く、闘莉王に似たところがある。(闘莉王の)ケガの場合も考えた」「(石川は)中盤の攻撃的選手に中へ中へと行くパサーが多い中で、どうしても点を取りたいときにアウトサイドで勝負できる選手、そして点に絡める選手を探していた」と期待や選考理由を説明した。
メンバーは以下のとおり
【GK】
川島永嗣(川崎フロンターレ)、山本海人(清水エスパルス)、西川周作(大分トリニータ)
【DF】
中澤佑二(横浜F・マリノス)、田中マルクス闘莉王(浦和レッズ)、駒野友一(ジュビロ磐田)、阿部勇樹(浦和レッズ)、岩政大樹(鹿島アントラーズ)、今野泰幸(FC東京)、徳永悠平(FC東京)、長友佑都(FC東京)、岩下敬輔(清水エスパルス)、内田篤人(鹿島アントラーズ)
【MF】
中村俊輔(RCDエスパニョール/スペイン)、橋本英郎(ガンバ大阪)、稲本潤一(レンヌ/フランス)、遠藤保仁(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)、松井大輔(グルノーブル/フランス)、石川直宏(FC東京)、長谷部誠(VfLヴォルフスブルク/ドイツ)、本田圭佑(VVVフェンロ/オランダ)
【FW】
玉田圭司(名古屋グランパス)、前田遼一(ジュビロ磐田)、佐藤寿人(サンフレッチェ広島)、大久保嘉人(ヴィッセル神戸)、岡崎慎司(清水エスパルス)、森本貴幸(カターニャ/イタリア)
<AFCアジアカップ2011 予選>
□10月8日(木) アウトソーシングスタジアム日本平 〈日本代表×香港代表〉
<キリンチャレンジカップ2009 ~ALL FOR 2010!~>
□10月10日(土) 日産スタジアム 〈日本代表×スコットランド代表〉
□10月14日(水) 宮城スタジアム 〈日本代表×トーゴ代表〉
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