
「マキは国際的なスターになれる」とハンス・カノーザ監督(左)に大絶賛された堀北真希
堀北真希主演の映画『誰かが私にキスをした』が来年3月に公開されることが決まり11日、堀北と来日中の米国人監督ハンス・カノーザが会見を行った。
映画は、東京のインターナショナルスクールを舞台に、ある日突然、4年分の記憶を失くした女子高生ナオミが、付かず離れずの四角関係に悩む切ないラブストーリー。ナオミを愛するクールな先輩ユウジ役に松山ケンイチ、ナオミを優しくサポートする同級生ミライ役にNEWSの手越祐也、そして米映画『スター・トレック』『ターミネーター4』に出演した米俳優アントン・イェルティンがナオミの恋人でスポーツマンのエースを演じる。
カノーザ監督をはじめ海外スタッフと初めて撮影に臨んだ堀北は「数か月間、挑戦の毎日でした。今までのお芝居とはまったく違う角度から眺めたり感じたりで手探り状態だったけど、充実感がありました」と笑顔でコメント。劇中の4割が英語での会話になっており「台本が横書きなのは初めてで、びっくり。英語を特訓する時間があまり取れなくて、直前になって詰め込みました。単語にはそれぞれ意味があるので、どの単語にどういう気持ちを込めたらよいかが難しかったですね」と苦労を語った。
異なる3タイプの男性との恋愛が描かれるが、3人の中で好きなタイプを聞かれると「アントンが演じたエースがいいかな。明るくて分かりやすいし、楽しそう」と回答。撮影現場でも1つ年下のイェルティンから積極的に話しかけられたそうで「アントンはたぶん私のことが大好き。いつも私のそばにいてくれて、とてもかわいかったです」と照れ笑い。外国人男性との恋愛も「はい、ステキな方だったら」とOKした。
映画『カンバセーションズ』で2005年に東京国際映画祭審査員特別賞を受賞したカノーザ監督は、来日の際に日本の俳優に魅了され、日本映画も多く観賞したと明かし「マキは国際的なスターになれる。だからキャスティングしたんだ」と堀北を大絶賛していた。
『誰かが私にキスをした』
2010年3月、全国ロードショー
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