
キヤノン・キャッツ・シアターが報道陣にお披露目
いよいよ11月11日(水)に開幕する、劇団四季『キャッツ』横浜公演。開幕に先駆け11月4日、会場となるキヤノン・キャッツ・シアターが報道陣にお披露目された。
『キャッツ』は、『オペラ座の怪人』『ジーザス・クライスト=スーパースター』などを生み出したミュージカル界のヒットメイカー、アンドリュー・ロイド=ウェバーの代表作。日本では1983年に初演、全国8都市の16会場で上演を重ね、総公演回数は7300回超という日本演劇史上最多記録を誇っている。その国内で17番目となる会場が、横浜・みなとみらい21地区に新たに作られた、この“キヤノン・キャッツ・シアター”だ。
物語は、都会の片隅のゴミ捨て場を舞台に、年に一度の“ジェリクル舞踏会”に参加するために集まった個性的な猫たちの姿をアンソロジー的に綴っていく。そのため、客席には“ゴミ”が飾り付けられているのだが、このゴミ、猫の視線にあわせ、すべてが約3倍のジャンボサイズ。劇場に足を踏み入れると、観客自身も猫サイズになってしまったかのような錯覚を抱かせられる仕組みになっている。そのゴミの中には、崎陽軒のシウマイ弁当の空き箱や、横浜マリノスの応援グッズなど、横浜公演ならではの“ご当地ゴミ”も。崎陽軒のお醤油入れ“ひょうちゃん”の顔が猫になっていたりと、遊び心も満載で、客席に入るだけでキャッツ・ワールドが体感できる楽しい劇場になっている。
また今回は2階席をなくし1階建てになり、視野がワイドになった。さらに客席最後列でも舞台最前面まで19.5メートルの近さで、実際に劇場に入ってみると非常に舞台が近くに感じられ、臨場感溢れるステージが楽しめそうだ。この作品を上演するためだけに作られた劇場に、あの個性的な24匹の猫たちがやってくるのはまもなく。
公演は、11月11日(水)に開幕。現在、チケットは2月28日(日)公演分まで発売中。11月14日(土)には、3月2日(火)から5月30日(日)までのチケットが発売開始になる。
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