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テクノの名曲もクラシックに!? ジャンルを超越する気鋭ピアニストが2010年来日 2009/11/30 16:53配信

フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ

フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ (c)Aymeric Giraudel

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クラシックからコンテンポラリー、テクノまでジャンルを超越した音楽を奏でる奇才ピアニスト、フランチェスコ・トリスタノー・シュリメが、2010年2月の来日ツアーに先駆けて来日。11月25日にプロモーション・コンサートと記者会見をHakuju Hall(東京)で行った。

フランチェスコ・トリスターノ・シュリメは、1981年ルクセンブルク生まれで、現在バルセロナを拠点とする28歳。2000年にミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団とアメリカ・デビューを果たして以来、欧米を中心に活躍中の気鋭ピアニストだ。バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリー作品を手がけるほか、テクノ系ミュージシャンとのコラボレートも活発。デトロイト・テクノのDJ、デリック・メイやカール・クレイグ、ジェフ・ミルズによるテクノの名曲を編曲したアルバム『ノット・フォー・ピアノ』や、カール・クレイグのユニット、インナーゾーン・オーケストラとの共演など、クラシックとテクノの融合が大きな話題を集めている。

今回のプロモーション・コンサートでは、バッハのパルティータ第4番やハイドンのピアノ・ソナタ、ストラヴィンスキーのペトルーシュカからの3楽章、デリック・メイの『ストリングス・オブ・ライフ』や自作など、2010年の日本公演のプログラムから抜粋して披露。「僕が特に興味をもっていのは、とても古い音楽ととても新しい音楽」とシュリメ自身が語るように、バロック、20世紀音楽、テクノ、そして自作が混在するユニークなプログラムだ。

しかしプログラム以上にユニークだったのが、シュリメという強烈な個性だ。独特なルバート満載、ユニークな休符の使い方、ジョン・ケージのような特殊奏法、そしてエキセントリックでクセの強い演奏。「作曲・編曲することと演奏することに大きな違いはない」と主張するシュリメのスタイルは、彼が敬愛するピアニストとして名を挙げたグレン・グールドを彷彿とさせる。ただし、極度のコンサート嫌いだった鬼才グールドと異なり「観客と触れ合うことが大好き」と語るシュリメ。今回のプロモーション・コンサートでも披露した即興性あふれる演奏は、ライブだからこそ味わえる彼の大きな魅力だろう。

欧米の音楽シーンを席巻中の気鋭ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ・シュリメの2010年日本公演は、2月20日の彩の国さいたま芸術劇場を皮切りに全6公演を予定。チケットは現在発売中。


▼フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ 2010年 日本公演
2月20日(土)彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール(埼玉)
2月21日(日)Hakuju Hall(東京)
2月23日(火)東京文化会館 小ホール(東京)
2月25日(木)サンビームやない(山口)
2月27日(土)大阪倶楽部(大阪)
2月28日(日)藤沢リラホール(神奈川)

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