
ゴスペラーズ @国立代々木競技場第一体育館
ゴスペラーズのデビュー15周年記念ツアーが12月20日、国立代々木競技場第一体育館にてファイナルを迎えた。約3時間半にわたりたっぷり26曲を披露し、1万人の観客を熱狂させた。
本ツアーは、今年12月21日にデビュー15周年を迎えるゴスペラーズのアニバーサリー・ライブツアー。今年4月にスタートした『15周年漂流記 春夏』で37都市41公演を行い15万人を動員し、11月より再開した『15周年漂流記 秋冬』で19都市22公演で7万人、計22万人を動員した。
ゴスペラーズ単独としては、初めての国立代々木競技場第一体育館ライブ。ホーン隊を従えたバンドをバックに、『FIVE KEYS』『The Ruler』などを力いっぱいに歌い上げ、ゴージャスなオープニングを飾った。リーダーの村上てつやは、「初の代々木、2日間満員御礼ありがとうございます!」と話した後、「正直ものすごいプレッシャーでした」と会場が決まった当初はその大きさが不安だったことを明かした。
ライブは、新曲『ラヴ・ノーツ』を始め、ラブソングばかりを集めたアルバム『Love Notes II』からのナンバー、ヒット曲『ひとり』『誓い』などを次々と披露。中盤には本人出演の『サントリー角ハイボール』CMソングもアカペラで歌い上げた。また、大型ビジョンにPVを上映しながら曲を披露したり、安岡優と北山陽一による芝居があったり、酒井雄二が空中を飛ぶなど、エンタテインメント溢れるライブを展開した。
MCも絶好調で、メンバーそれぞれが今年の抱負を振り返るコーナーでは、北山が囲碁で初段となり、黒沢薫がカラダ年齢20代をキープするなど目標を達成する中、村上だけ“前屈で手のひらを床につける”が達成できず、会場は大爆笑となった。
アンコールには、村上が「15年間でライブは大体550回。これから何千回も歌い続けることを約束します!」と話し、デビュー曲『Promise』を熱唱した。最後には、マイクを通さず「まだまだやるぞー!!」と村上が叫び、今後の活躍を誓った。
なお、このライブの模様は、2010年2月10日(水)19時よりWOWOWにて放送される。
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