夫婦・カップルから絶大な支持。豊川悦司＆薬師丸ひろ子主演作が満足度ランク首位 2010/1/18 16:50配信

雑誌「ぴあ」調査による2010年1月15日、16日公開の映画の満足度ランキングは、豊川悦司と薬師丸ひろ子主演で、ある夫婦の物語を描いた『今度は愛妻家』がトップに輝いた。2位にTVの深夜枠で放送され人気を博したアニメの劇場版第3弾『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ～http://鷹の爪.jp は永遠に～』と、主演の臼田あさ美が、双子の姉妹を一人二役で演じたラブコメディ『ランブリングハート』が入った。

1位の『今度は愛妻家』は“40代の夫婦”をテーマに描いた人間ドラマで、「笑いと涙と感動がぎっしり詰まっていた」「最初から最後まで泣きっぱなし。ハンカチなしでは観られない」などの声を集めた。上映劇場は40代を中心に年配の観客が多く、特に夫婦やカップルで来場した観客からの支持が大きいのが特徴だ。本作を手がけた行定勲監督は制作中から「日本では大人が観る映画がとても少ない。大人だって青春はあるし、大人だって楽しめるという映画を撮りたい」とコメントしており、今回のランキング首位は監督の想いが観客に伝わった結果といえる。

2位の『秘密結社 鷹の爪…』は、謎の秘密結社、鷹の爪団の活躍を描いた脱力系コメディ。お台場のシネマ メディアージュでは監督、脚本、キャラクター・デザイン、声優を務めたFROGMANによる舞台あいさつとサイン会が行なわれ、20～30代の観客が詰めかけた。出口調査では、「TV版にはないスケールのデカさがいい」「CGによる映像が素晴らしい反面、“手抜き感”のある面白さがそのまま映画になっていてよかった」と、ファンから絶大な支持を獲得。6か月のロングラン上映を打ち立てたシリーズ前2作に並ぶ記録が期待できそうだ。

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(本ランキングは、2010年1月15(金)、16日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)